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【カンナ】
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【蕾の真髄】
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【ブラックベリー】
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ブレア・ウォーターで今日の午後、 風に吹かれた いい匂いの草の間から 苺を摘んだ。 この仕事は永遠の青春に似た思いを与えた。 オリンポスの山の上で神々は その威厳を害わずに苺を摘んだ事だろう。 女王でも詩人でも ―― それを摘むためにか屈む事が出来る。 乞食にもその特権がある。 【「エミリーの求めるもの」 第12章】 |
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昨日の雨は起床時には上がっていました。
今回も、2日連続の雨はありません。
そして今朝も至る所に雨粒の宝石を確認。
庭の植物は、キラキラと輝いています。
昨夜には雨は上がっていた筈ですが、
やはりあれから降ったようですね。
そう言えば晴れた途端に、
蝶が我物顔に飛び回っています。いつもの光景。
ただ蝶は変わり映えしません。
違った種類の蝶が姿を見せてくれると嬉しいのですけれど。
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さて冒頭の写真。
昨日は、へなへなと腰を折った・・と記したカンナ。
ご覧の通り、背丈の低いものは健在です。
それどころか今朝のカンナは、雨粒の宝石をたっぷり纏(まと)って、
瑞々しく、朱(あか)はより鮮やかになって登場。
そして何と言っても薔薇の蕾。
蕾の中の蕾、それこそ 「美のカンテサンス(真髄)」 ですね。
そうそう、『アンの世界』 では苺摘みですが、
こちらの世界では、ブラックベリー摘みを。
いい匂いの草の間・・とは、わが家ではセージ。
尤も、苺と違って屈(かが)み込む必要はありませんね。
黒くなった一房をヨーグルトに入れて頂きました。
ヨーグルト一皿に一房で、丁度良い塩梅(あんばい)。
程良い酸味で美味しく頂きました。