【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

翠緑積もる!

2014-07-29 20:31:51 | レトロ(素敵)な空間~散策














「一人でいる時さえ、
いいお相手がありますもの ――
夢や、空想や、
何かになった振りをする事などですわ。
偶には一人になるのが好きですのよ。
色々な事を考えたり、
味わったりするのにね。
でも、親しい交際は大好きなのよ ――
人と楽しく愉快に過ごす事がね ――     
               【「アンの夢の家」 第10章】







   昨日とほぼ同じ空になりました。
  日中は、それこそ30度を越す暑さですが、
  一たび日陰に入ると、そよそよと風が渡り、爽やかです。

   せめてこんな夏でしたら、どんなにいいでしょう。
  つい3日前のような猛暑日は、やはりたまりません。

   尤も、あの暑さに比べましたら・・。
  少々の暑さには耐えられるというものですね。







   さて、野暮用で出掛けた
  帰り道、今日も道草です。

   前述の通り、
  太陽ぎらぎらとは言え、
  風の吹き抜ける今日は、
  道草もそんなに苦には
  なりません。

   丁度、喉を潤したくて
  以前、見つけて置いた、
  私だけの場所に寄り道。

   案の定、そこには
  人っ子一人いません。
  蝉の鳴き声だけ。

   2本の木が両側から
  支え合っていて、
  まるで緑のトンネルです。

   前回訪れたのは、確か
  菜の花が咲き始めた頃。   

   そして盛夏の今日。
  辺りを取り巻く景色は、見事に変わっていました。

   以前は浅葱色(あさぎいろ)の若葉でしたが、
  今回は、濃緑が目に眩しくて。

   アン のように、想像の翼さえ広げれば、
  森にだって湖にだって一っ飛び。

   お誂(あつら)え向きに、石のベンチだってあるのです。
  涼しくなりましたら、お弁当でも持って来ましょう。
  人里離れた山の上とは違って、物騒でないのもいいですね。