【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

日本の涼~朝顔

2014-07-07 18:32:58 | 四季のスケッチ

【「暁の紫」】 




【「ヘブンリーブルー」】









金蓮花きんれんか、美しい輝く金蓮花よ、
誰がお前たちに彩色したのか。
お前たちは夏の夕日から
作り出されたに違いない。           
              【「エミリーはのぼる」 第4章】








   昨日、午後から降り出した雨はその後、
  やむことなく降り続きました。
  すぐにやむと思っていたのですけれど。

   その雨は朝には上がっていました。
  しかしながら今日の空は、昨日以上に重いものになっています。

   ただ、いつ降り出してもおかしくない空ながら、
  昨日とは逆の意味で長持ちしています。

   









【もう一つの 「白い貴婦人」】





   
   さて、もう一つの白薔薇、リラ版 「白い貴婦人」 が咲きました。
  先日のそれは、まるで 「象牙の杯」 のようだったのですが、
  こちらは花びらが少々、カールしています。
  さり気なく雨の雫を纏って。そのセンスは、さすがです。

   一方、朝の美人こと朝顔。
  尤も、「西洋朝顔(ヘブンリーブルー)」 は、
  ほとんど一日中咲いていますけれど。

   とは言え、「日本朝顔」 は当然の事、西洋朝顔にさえ、
  その清楚な色から “日本の夏の涼” を感じてなりません。

   「金蓮花」 が夏の夕日から作り出されたのなら、
  朝顔は紛れもなく朝日からですね。

   ところで同じ花を持つ、「昼顔」。
  こちらはなぜでしょう、雑草扱いで見向きもされませんね。

   先日などは、鉄道脇のフェンスに一面に咲く昼顔に、
  除草剤を撒(ま)いたとの貼り紙が。

   あまりにも生命力が強いからでしょうか。
  可愛らしいピンクの花ですのに、何だか気の毒な気がします。