ジム船長は熱烈な 美の崇拝者 であった。 聞くもの、見るもの、全て美しいものは 彼に深い得も言われぬ、 精神的な喜びを与え、 生活を明るくするのだった。 【「アンの夢の家」 第9章】 |
ここ何日か、朝は灰色の重い空で明けています。
一日の最初の行動であるカーテン、
雨戸を開けた時の、ある種の失望感。
こんな日は、お天気の時に比べ、やはりありますね。
それでも “ホッ” と白い息。
冬の寒さが何だか幸せ・・。
そんな風に思える瞬間ってありますね。
「暑い寒いと文句を言わない」
暮らしの美学は、そんな所から始まるのだそうです。
そしてそこから広がる幸せ感。
ものの考えよう一つで幸せになるのなら、
使わない手はありませんね。
さて、今日は薔薇の
香りの中にいます。
と言っても
生きた薔薇ではなく、
エッセンシャルオイル。
それに残念ながら
100%オイルでは
ありません。
何分にも薔薇は
お高いですから。
何でも3、4トンの
花からたった1キロしか
とれないそうですから。
それでも
仄かに香るそれは、
薔薇そのもの。
優雅な気分にも
なりますし、
心身とも寛げます。
そうそう、薔薇が香りの女王なら王様と称される、ジャスミン。
ジャスミンは、香料1滴に200個の花が必要なのだとか。
いやはや・・。