今日も又々、昨日の暖かさを更新。
起床時の気温も何と17度近く。
こうして前日の気温を
上回る事、4日連続。
動けば汗ばむような陽気です。
しかも今日、2月25日はわが町は、
昔から寒い日の特異日でしたのに。
そんな中、向かったのは
これも地元の映画館。
今月19日(土)からフランス映画、
「セラフィーヌの庭」 がかかって
いますから。(2年前の映画なのですね)
この映画館、昭和の趣きたっぷりで、
館独自の企画も豊富。
企業努力している映画館です。
こんな映画館には何とか
協力したいですものね。
今日は、ポイントが溜まりましたので、
無料で観させて頂いたのですが、館内には、たった2人きり。
“こんな事で大丈夫かしら・・?” と、ついつい余計な心配も。
長く存続して貰いたいだけに気になります。
フランス映画は、音楽のような言葉を聞いているだけで優雅な気分になりますね。
1番はイギリス映画ですが、フランス映画も大好き。と言っても随分、久し振りですが・・。
さて、今日の映画。
フランスに実在した女流画家(1864-1942)、セラフィーヌ・ルイの伝記物です。
彼女は大きな屋敷の掃除や洗濯(川で)などをしながら、
僅かな賃金で、食べる事も儘ならない、
ひっそりと孤独な、その日暮らしの生活をしています。
尤も彼女には、「自然」 という友達がいますから、
そんな風には思っていなかったかも知れませんね。
悲しい時には植物と話し、草原の大きな木に登って
風に吹かれながら遠くを眺める・・。
又ある時は、たった1人水の中に入り、無心になって水と戯れる・・。
ここまで記せば・・そう、アンを連想してしまいますね。
実際は、似ても似つきませんが・・。
こんな事を言いましたら、世界が絶賛した名演技の
セラフィーヌ役の女優、ヨランド・モローに申し訳ないですね。
愚鈍なまでのセラフィーヌ役を見事に演じていましたから。
そんな彼女の唯一の楽しみは絵を描く事。讃美歌を歌いながら。
その絵は不思議な魅力を持ち、絵の具の調合も彼女自身の手による特殊なもの。
(それは肉屋の豚の血であったり、教会の蝋燭だったり)
その彼女をいち早く見出したのは、ルソーを発見し、
天才ピカソをいち早く評価したドイツ人画商、ヴィルヘルム・ウーデ。
彼女の生活も少しずつ変わり、やがて時代の荒波に。それにしても・・。
「悲しい時は木を撫でるといいわ。
植物や動物と話すと悲しみが消えるのよ。これは間違いないわ」
悲しんでいるウーデに、こんな風に説いたセラフィーヌ。
純粋無垢な心の持ち主には間違いないでしょう。
しかし、絵が多少売れてくると、
そんな彼女にも物欲が出て来てしまうのですね。
いつの間にか、パリで個展を開くことが夢になっていたセラフィーヌ。
これまで栄誉などというものにはまるで縁の無かった人間が、束の間見せられた淡い夢。
しかしながら大敵は、荒れる時代の波(第一次世界大戦、大恐慌)と、
彼女自身の純粋過ぎる精神にあったとは、皮肉です。
起床時の気温も何と17度近く。
こうして前日の気温を
上回る事、4日連続。
動けば汗ばむような陽気です。
しかも今日、2月25日はわが町は、
昔から寒い日の特異日でしたのに。
そんな中、向かったのは
これも地元の映画館。
今月19日(土)からフランス映画、
「セラフィーヌの庭」 がかかって
いますから。(2年前の映画なのですね)
この映画館、昭和の趣きたっぷりで、
館独自の企画も豊富。
企業努力している映画館です。
こんな映画館には何とか
協力したいですものね。
今日は、ポイントが溜まりましたので、
無料で観させて頂いたのですが、館内には、たった2人きり。
“こんな事で大丈夫かしら・・?” と、ついつい余計な心配も。
長く存続して貰いたいだけに気になります。
フランス映画は、音楽のような言葉を聞いているだけで優雅な気分になりますね。
1番はイギリス映画ですが、フランス映画も大好き。と言っても随分、久し振りですが・・。
さて、今日の映画。
フランスに実在した女流画家(1864-1942)、セラフィーヌ・ルイの伝記物です。
彼女は大きな屋敷の掃除や洗濯(川で)などをしながら、
僅かな賃金で、食べる事も儘ならない、
ひっそりと孤独な、その日暮らしの生活をしています。
尤も彼女には、「自然」 という友達がいますから、
そんな風には思っていなかったかも知れませんね。
悲しい時には植物と話し、草原の大きな木に登って
風に吹かれながら遠くを眺める・・。
又ある時は、たった1人水の中に入り、無心になって水と戯れる・・。
ここまで記せば・・そう、アンを連想してしまいますね。
実際は、似ても似つきませんが・・。
こんな事を言いましたら、世界が絶賛した名演技の
セラフィーヌ役の女優、ヨランド・モローに申し訳ないですね。
愚鈍なまでのセラフィーヌ役を見事に演じていましたから。
そんな彼女の唯一の楽しみは絵を描く事。讃美歌を歌いながら。
その絵は不思議な魅力を持ち、絵の具の調合も彼女自身の手による特殊なもの。
(それは肉屋の豚の血であったり、教会の蝋燭だったり)
その彼女をいち早く見出したのは、ルソーを発見し、
天才ピカソをいち早く評価したドイツ人画商、ヴィルヘルム・ウーデ。
彼女の生活も少しずつ変わり、やがて時代の荒波に。それにしても・・。
「悲しい時は木を撫でるといいわ。
植物や動物と話すと悲しみが消えるのよ。これは間違いないわ」
悲しんでいるウーデに、こんな風に説いたセラフィーヌ。
純粋無垢な心の持ち主には間違いないでしょう。
しかし、絵が多少売れてくると、
そんな彼女にも物欲が出て来てしまうのですね。
いつの間にか、パリで個展を開くことが夢になっていたセラフィーヌ。
これまで栄誉などというものにはまるで縁の無かった人間が、束の間見せられた淡い夢。
しかしながら大敵は、荒れる時代の波(第一次世界大戦、大恐慌)と、
彼女自身の純粋過ぎる精神にあったとは、皮肉です。
2人きりですか~
セラフィーヌさん、初めて知りましたが、戦争は、いろいろなものを奪ってしまうのですね…
映画もセラフィーヌさんの絵も観てみたいです。
こんにちは~! こちらの記事にも目を留めて下さって有り難う~!
そうなんです、たった2人。しかも私なんて無料ですから何だか申し訳なくて。
セラフィーヌ・・私も名前は存じませんでしたが、
絵には記憶があるのです。確かに見た事のある絵。
きたあかりさんは美術館などにもよく行かれますよね~。
ご覧になると多分、同じように思われると思います。