【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

水溜りの空

2008-06-20 16:36:34 | 四季のスケッチ


    昨夜の雨も上がり、
   今朝も鶯の声で目覚めました。

    それも殊更大きく、どうやら
   すぐ近くまで来ている様子・・。

    慌てて声のする方を探して
   みましたが、姿は見つかりません。

    以前は山だった所が、どんどん
   宅地化され、鶯も山から降りて
   来ているのでしょうね。

    つい数年前までは、
   考えられなかった事です。

   ところで、「潦」にわたずみ という言葉を、ご存知ですか?  
  雨が降って出来る、“水溜り” や“流れ” の事です。

   この言葉だけ聞くと、何? って感じですが、“庭立つ水”、
  つまり庭に溜まった水が変化して、いつの間にか “にわたずみ” に。納得ですね。

   又、「潦」 という漢字だけで、大雨や長雨という意味も持っているとか。
  あまり馴染みのない言葉ですが、雰囲気があって素敵な言葉ですね。
  尤も最近では、余程の大雨でも降らなければ、水溜りなど出来ませんが・・。

   でも、この小さな小さな流れが、1本の大きな流れになったり・・
  枝分かれして行ったり・・。まさに人生の縮図ですね。



   買って来ました!!  
  『赤毛のアン』 の記念切手。

   いつもこちらに、コメントを寄せて下さる、
  きたあかりさんからの情報です。

   同じくファンの友達の分も。
  先程、渡して来ましたが、大喜びでした。
  きたあかりさん、いつも有り難うございます。

   日本とカナダの共同発行なのだそうですね。
  アニメ版ですが、とても可愛くて、記念になります。

   何だか使うのが勿体ないようですが、
  手紙って、最近書きませんものね。
  
   でも頑張って、書きましょう・・。
  そんな気分になりました。させてもくれました。

   「拝啓・・」、「お元気ですか・・?」 
  どんな出だしの文章にしろ、文字を打つのではなく、書く・・
  いいえ、“したためる” 手紙って、情緒がありますものね。

蒼に染まる時

2008-06-19 16:40:13 | 香る庭の花綴り


   久し振りに、鶯(うぐいす) の声で目覚めました。
  そして朝から今にも泣き出しそうな、梅雨らしい空も・・久し振りです。

   それでも例のアゲハ蝶は、どこからか・・ヒラヒラ~ッと、やって来て、
  朝の挨拶をすませると? もう1度、私の周りをクルクルッと回って、何処へ・・。

   さすがに雨が降り出すと、
  (午前8時頃)、バッタリ
  姿を見せなくなりました。
 
   と言っても、降っているのか、
  いないのか・・分からない雨。
  霧雨でしたが・・。

   その代わり、このような虫? が・・。
  黒い羽根の裾は、透明になっています。

   文様も見えますね。
  いずれにしても初めて目にしたものです。
  
   天気予報では、午後から雨との事でしたが、まだ雨は降っていません。
  重い空に変わりは、ありませんが・・。



   今日は、ちょっぴり蒸し暑い梅雨空。
  今日の庭の花は、“蒼” にこだわってみました。

   今年は、紫陽花の開花が遅いものの、未だにパンジーが元気に、
  頑張ってくれています。去年の秋からですから、もう既に半年以上です。

   去年も感じた事ですが、季節の花が少しずつ、少しずつ・・
  変化しているように思うのです。

   勿論、品種改良などが進み、草花自体、
  昔より丈夫になって来ているのかも知れませんね。

   「小さなしわの寄った褐色の種を見ては、
  その中に虹のような様々な色が、入っているのかと思うと、
  わしはいつも不思議になるですよ。
   こう言った種の事をつくづく考えると、
  わしらはあの世でも生きている魂を持ち合わせているのだと
  信じる事が決して難しくないですね。
   この奇跡のような事柄を見なかったら、色と匂いはさておき、
  あんな小さな、中にはほこり位の大きさしかない物の中に
  生命があるとは信じられませんよね。」
            
                                         【「アンの夢の家」 第18章】

   花好きな、「ジム船長」 の言葉です。
  現代の色鮮やかで、様々な種を目にしたら・・果たして何と言うでしょう。
  想像するだけで、何となく楽しくなりますね。

待ち時間は夢時間(タイム)

2008-06-18 16:27:32 | リラのお気楽ユメ日記


   午前中は、晴れていましたが、
  時間が経つにつれ、天気予報通り
  真珠色の空になりました。

   そろそろ天気は下り坂のようです。
  でも、ここ数日間、梅雨の晴れ間と
  しては、長い間楽しませて頂いたの
  ですもの、そろそろ雨も仕方ないの
  かも知れませんね。

   そして・・。
  今日も、あのアゲハ蝶のお出ましです。

   初めは逃げてしまって、写真どころではありませんでしたのに、
  今ではこのように、羽根を開いたり、閉じたり・・。

   それは、まるでポーズを取っているかのようです。
  今日は、こんな風にも・・。    

   
「ハイ! ポーズ!」

 
   ところで、この蝶、今日は赤い花ではありません。
  でも、止まっている葉っぱは、「白粉花」(おしろいばな) です。

   この葉っぱには、別段香りはありませんが、
  この蝶・・名前が分かって止まっているのでしょうか・・? 

   きっと、そうですね。なぜって、白粉花の別名は、「夕化粧」。
  こんな艶っぽい名前の葉っぱを好むなんて・・。アゲハ蝶って、面白いですね。

   「・・・何かを楽しみにして待つという事が、
  その嬉しい事の半分に当たるのよ。」

   「その事は、本当にならないのかも知れないけれど、でも、
  それを待つ時の楽しさだけは間違いなく自分のものですもの。
  リンドの小母さんは、
  『何事も期待せぬ者は幸いなり、
  失望する事なきゆえに』 って、言いなさるけれど。
   でもあたし、何にも期待しない方が、
  がっかりする事より、もっとつまらないと思うわ。」
     
                                       【「赤毛のアン」 第12章】

   アンの言う事は、その通りだと思うのです。思えば、あの冬の日、
  薔薇の開花を待ち、今又、蝶を・・。待つ事には、希望がありますもの。

   希望があるって、いいですね。そう言えば・・
  一昨日の記事の 「さんざし」 のもう一つの花言葉は、奇しくも “希望” でした。 

夢の扉

2008-06-17 17:38:22 | 路傍の花~道草


   連日の快晴です。そう言えば・・。
  昨夜も、とても綺麗なお月様でした。

   夜になると空気が澄んで・・。
  明後日(19日)は、もう満月なのですね。

   本来なら今頃は、梅雨の真っ只中で、
  お月様どころでは、ないでしょうに。
  何だか得をした気分です。

   そして、こちらの蝶も連日やって来てくれます。
  今日は、マロウの花に。

   上下に並んだ所を撮りたかったのですが、
  そうは問屋が卸しませんね。
  又、次に期待するとしましょう・・。

   冒頭の写真は、ちょっぴり気取って? 
  リラ版、『瞑想の小径』 です。
  と言っても、お気楽な事ばかり考えているのですが・・。

   この径(みち) の向こうは・・。
  ある時は高原に続く径だったり、湖だったり・・。
  どういう訳か、不思議に海辺へ・・なんて考えた事は、ありませんが・・。


【ハルジオン】

   そうそう、「シャーロッタ四世」 の事。
  『赤毛のアン』 に馴染みのない方は、ご存知ないかも知れませんね。

   実は、ミス・ラベンダー家(山彦荘) の、
  お手伝いさんの名前なのです。本当の名前は、「レオノーラ」。

   ミス・ラベンダー家に、お手伝いに来たのが、一番上のシャーロッタ。
  彼女に続いて4番目でしたので、
  いつの間にか、このように呼ばれるようになってしまったという訳です。

    こちらの野の花も、道端に、川辺に・・今、沢山咲いていますね。
  今日は久し振りに道草をして帰って来たのですが・・。

   近くの原っぱに、この花の群生を見つけた時は、
  思わず声を上げてしまいました。そこには、素敵なお花畑が広がっていました。

   梅雨の晴れ間の一日、夢に続く径の向こうには、シャーロッタ四世が迎えてくれる、
  蔦の絡まる山彦荘があり、そこでお茶・・なんて、想像するだけで、わくわくしますね。
  「真夏の夜の夢」 ならぬ、「梅雨の晴れ間の夢」 でした。

ただ一つの恋~さんざしの花

2008-06-16 16:37:11 | リラのお気楽ユメ日記


   未明に短時間ですが、激しい雨。その代わりに今日も快晴になりました。
  そのお陰で、朝一番に庭に出た時・・太陽の光を受けて、水滴がキラキラ・・。

   それは、どんな宝石にも負けない自然の輝き。
  思わず、ハッとするほどの美しさです。それを独り占め出来る幸せを思います。

   開け放たれた窓からは、心地良い風が、白いレースのカーテンを揺らしています。
  今日の風は、何色なのでしょう・・? そんな風に問いかけてみたくなるような、ひと時・・。
 
   ところで昨日は、静かだった庭も
  再び賑やかさを取り戻しました。

   と言っても、やって来たのは、
  お馴染みのアゲハ蝶なのですが・・。

   白い蝶も来るには来たのですが、
  写真を撮ろうとすると、まだまだ
  逃げて行ってしまいます。

   おまけに、ベルガモットの花を
  ドライフラワーにするべく・・
  とうとう切ってしまいました。
 
   菖蒲などには止まるには止まっても、長居は、しません。
  やはり、赤い花(香りも) が、いいのでしょうね。
  私も・・少々、早まってしまいました。(写真は、珍しくハイビスカスの葉っぱに)

   ところで、『日本の中のアンの世界』 にお住まいの 【きたあかりさん】 が、
  昨日の記事で、「さんざし」 の花を紹介していらっしゃいました。
  さんざしの花と言えば・・。

   “サイラス・スローン家の地所の後ろにある野原では、
  さんざし が咲き出し、茶色い葉の下からピンクや白の、
  星のような優しい花が覗いていた。・・・・・” 

   「本当に さんざし なんてない国に住んでいる人が
  可哀想だと思うわ。」 
               【「赤毛のアン」 第20章】

   さんざし くらい好きな  花はないんですもの。
  ああ、何て、いい匂いなんでしょう!」
          
                                        【「アンの友達」 2.】

   こんな文章に接すれば、『赤毛のアン』 ファンならずとも、誰しも興味津々ですよね。
  勿論、私もこれまで見た事はなく、憧れの花なのです。

   そのさんざしが、近くの公園に咲いていると言うのですから、驚きます。
  さすが、北海道ですね。きたあかりさん、有り難うございます。

   そうそう、タイトルの “ただ一つの恋” とは、このさんざしの花言葉です。
  もう一つ、“希望” も。どちらも、大層ロマンティックで、大満足です。

紫色のメッセージ

2008-06-15 17:06:11 | ハーブと香り雑学


   時折、薄日の射す、
  淡い真珠色の空になりました。

   でも今日は、こんなお天気で、
  有り難かったのです。と言うのも・・。

   自治会挙げての大掃除。
  公園に集合し、その後は各戸の溝掃除。
  汗をあまりかく事なく、無事終了したという訳です。

    こちらの菖蒲、先日と同じ花からのものです。
  花びらだけ取ると、又次の花芽・・。
  
   こんな事って、あるのですね。
  さて次は、どうなるでしょう・・?

   ところでアンは、ピンクが大好きですが、私は水色、
  青、紫・・と言った寒色系が、大好きです。

   そう言えば、「紫草」(紫とも言う) と言う花が、あるそうですね。
  と言っても、花は白だそうですが、根から紫色の染料が取れる事から、
  このように呼ばれるようになったとか。



   【先日】 も紹介しましたが、ここに来て 「マロウ」 の花びらが溜まって来ました。
  「マロウ」 と言えば、生花は赤紫色ですが、乾くと上の写真のような、
  美しい紫色になります。(左:奥、手前「マロウ」 右:ペチュニア)

   それに、とても繊細で、乾いた花びらは触ると、
  「シャラ、シャラ・・」 と、音を立てます。それは、まるで音楽のよう・・。

   ポプリとして・・眺めているだけで、(香りは、ほとんどありません)
  こんなに癒されるのですから、お茶として頂くのが、
  何だか勿体ないような・・そんな気持ちに、なってしまうのです。

   でも、お茶にしますと・・それは、それは優雅な、お姫様気分・・? 
  なのですが・・。 

   青い薔薇の容器(硝子) に入っているのは、「ペチュニア」 です。
  ペチュニアもその花びらは、ヴェールのように薄く、絹のように繊細です。
  ただ、1年も経つと、どうしても変形と色褪せが・・。

   でも、ものは考えようですね。この美しい色が、1年でも楽しめれば儲けものだと、
  こうしてポプリにしています。ペチュニアの微妙な紫の濃淡も、捨て難いのです。

 (  ペチュニアは、白以外の花は乾燥すると、紫色になります。
  元の色によって、その紫色に濃淡が生じます)

   鑑(かんが) みれば・・紫色は、古代、最も高貴とされた色だとか。
  優美さ、神秘さを象徴する色でもあり、美しい女性に例えられる色だったそうです。

    「紫の ひともとゆゑに むさし野の 草はみながら 
  あはれぞと見る」
       ~「古今和歌集」 読み人知らず
   
   (紫が1本あるだけで、武蔵野の草、全てが愛おしく思われる・・
     ~恋しいその人の縁に繋がる人は、全て懐かしく思われる・・)

   今日は、マロウの紫色から、話が随分、飛躍してしまいました。
  でも、一つの事を好きになると、
  それに関連する事柄も好きになる・・って、良くありますね。

   そんな事からも、自分に合った “紫探し” をしてみたい・・
  ~なんて、なぜか・・思ってしまった私です。

予期せぬ珍客

2008-06-14 16:11:42 | リラのお気楽ユメ日記


   今日も、快晴となりました。
  こちらは梅雨とは思えない程の
  好天です。

   ただ、岩手、宮城県で震度6強の
  地震があったそうですね。

   被害に遭われた方々の御見舞、
  申し上げます。

   道理で・・。
  朝、北側の庭のドクダミを
  採っている時、お隣の方の
  電話の声が聞こえて来たのですね。

   「良かった・・。」 そんな言葉だったような気がします。
  安否確認だったのでしょうね・・。お隣のご主人は、山形の方なのです。

   ところで昨日のアゲハ蝶、
  今日もやって来ました。
  それも今度は沢山仲間を連れて・・。

   クルクルッと、
  私の頭の上を回り、朝の挨拶。
  (~なんて勝手に思っています)

   それから羽根をバタバタと震わせ、
  蜜を吸っているのです。
  
   本当に美味しそうに、
  そして、嬉しそうに・・。

   その蝶は・・午後には、
  ピンクのゼラニウムにも・・。次から次へと来客で、嬉しい限りです。
  きっと朝の蝶が、教えたのでしょうね。

   「・・・あたしが想像したいのは、愉快な事ばかりなのよ。
  ・・・世の中にはもう、有り余る程不愉快な事があるのですもの。
  それ以上、想像する必要はないわ。」

                                        【「アンの青春」 第10章】

   何だか・・アンのお陰で、いつの間にか私も、
  すこぶる楽天家になったような気がします。
 
   そうそう、こちらはチェリーセージが伸びて
  しまったので、剪定を兼ねて作ったリースです。

   くるくるっと丸めただけの簡単な物。
  そこら辺に掛けて置くだけで、いい香り・・。
  一石二鳥です。

   これは、チェリーセージですが、
  枝の丈夫なローズマリーや、ラベンダーなら、
  もっと扱いやすいですね。

   小さな物は、ワインボトルに掛けたり、
  プレゼントのリボン代わりにしたり・・。
  手軽に楽しめるのが、いいですね。

風と蝶と花のお喋り

2008-06-13 17:25:04 | ハーブと香り雑学


   今日の朝は、
  何と美しかったのでしょう。

   ライトブルーの空、
  空気は、カラッとしていて・・。
 
   「チュン、チュン・・」 と、
  小鳥は囁き・・。
  さながら高原の朝のよう。
  
   その上、アゲハ蝶は三日連続、
  小さな庭に飛来してくれ、
  おまけに昨日は写真を撮リ損ねた、
  白い蝶も・・。

   ふと、“今は何月・・?”
  そんな錯覚さえ、抱きそうな今日という日・・。

   それにしても、このアゲハ蝶・・殊の外、ベルガモットの花が、お気に入りのようです。
  何度も何度も・・この花の周りを舞い・・。

   いいえ、赤い花が好きなのでしたね。
  昨日は、チェリーセージの周りも、行ったり来たりしていましたもの。

   この蝶も、さすが三日目にもなると、慣れてくれました。
  よろしかったら、明日も、いらして下さいね~。

   「何て素晴らしい日でしょうね。・・・
  こんな日に生きているというだけで幸せじゃないこと? 
  それを逃すんですもの、
  まだ生まれてない人が可哀想になっちゃうわ。

   無論、その人達にだって、素敵な日は巡って来るでしょうけれど、
  でも今日は二度と来ないんですもの。・・・」

                                         【「赤毛のアン」 第15章】


【「パンジー」、「ペチュニア」 のポプリと 「マロウ」 の花びら】


   写真は 「マロウ」 の花びらです。
  赤紫色の花が乾くと、
  こんな美しい紫色に変化します。

   マロウの花びらは、薄くて、
  すぐ乾きますので、
  割と管理のしやすい花びらです。

   薄い花びらと言えば、
  「ペチュニア」 ですが、
  ペチュニアは、室内の水分も、
  すぐ吸ってしまいますが、
  このマロウは、そんな事はありません。

   ポプリとして楽しみながら、
  同時にお茶も楽しめる・・なんて、貴重な花びらですね。
  そして何より、優雅ですし・・。

   そうそう、このマロウのお茶、『夜明けのティー』 とも、呼ばれています。
  煎れ立ては、濃い青い色から時間の経過と共に、紫色、赤紫色、ピンク・・と、
  変化して行くさまが、夜明けの空に、なぞらえるのでしょうね。
  大層、神秘的なお茶でもあります。

白い妖精の落した涙~どくだみ茶

2008-06-12 16:48:56 | ハーブと香り雑学

   今日は、朝のうち、
  ちょっと気紛れな天気でした。

   小雨が降ったかと思うと、
  カ~ッと、お日様。

   そしてそれは、
  “狐の嫁入り”だったり・・。

   と言っても午前10時位迄の事。
  その後は急速に回復。
  そして、今は爽やかです。

   青空が戻り、
  蒸し暑さは、全くありません。

   居間の湿度は54%。
  夕方のニュースでは、30%台だったと言っていました。

   そう言えば、らずの雨」 と言うのがありますね。
  まるで、人を帰さないかのように、突然降って来る雨の事。

   元々は、恋しい人を帰したくない・・そんな切ない気持ちを、
  折よく降って来た雨に託して言ったのが、始まりとも言われています。

   偶々降って来た雨も、こんな風に捉えられたら素敵ですね。
  お天気さえも味方につけた訳ですから。

   万葉集などを紐解くと良く分かるのですが、
  昔の人の感性の豊かさには、いつも本当に驚かされます。


   さて、先日来から採集して乾かしていた、どくだみが一部乾きました。
  早速、いつでも頂けるように切り刻んでお茶に。麦茶代わりにガブガブ頂きます。

   このような切り刻む作業、戸外は気楽ですね。
  家の中では散らかって、後の掃除が大変ですが、
  外でしたなら、どんなに散らかったって平気ですもの。

   外で頂くお茶も、雰囲気が変わって、いいものですが、
  こんな作業なども気軽に出来て、この場所を確保した事は、正解でした。
  
   ただ、これからは虫のシーズンですね。気を付けなければなりません。
  今日もまだ、ラベンダーのお香で大丈夫でしたが、これからはどうなんでしょう・・?

   タイトルの、「白い妖精の落した涙」 とは・・。
  このどくだみ茶のリラ版、茶名です。どこかで聞いたような名前・・?
  そこは・・目を瞑って下さいね。アン風の・・? ちょっとしたお遊びです。

   そうそう、2回目の蝶の撮影に成功しました。
  ひょっとしたら、先日と同じ蝶だったかも知れませんね。

   カメラを取りに戻るまで、私を待っていてくれたのですから。
  でも、当の私は、おっかなびっくりで・・あまり近付けませんでしたけれど。

梅雨に映える “緋色” の世界

2008-06-11 16:19:25 | 香る庭の花綴り

   起床時には既に雨は上がっていましたが、
  未明に激しい雨。
  案の定、葉っぱは今朝も濡れています。

   昨日の爽やかな一日から、途端に梅雨空に・・。
  時折、晴れ間は出るものの、蒸し暑くなりました。
  湿度計の針は、65%。

   そうは言っても、家の中にいる限り、
  クーラーは必要ありません。
  そう言えば扇風機もまだ。

   ところで、こんな梅雨空には、
  紫陽花が良く似合いますね。

   最近では鮮やかな紫陽花も増えて来ましたが、
  まだまだ青色などの寒色系が、多いような気がします。
 
   盛夏はすぐそこなのに、不思議に冷たさを感じる色が多い6月の花・・。
  同時に、それは私の大好きな色・・。

 
【サルビア】・【チェリーセージ】
 
【“緋色” のゼラニウム】・【ベルガモット】
 

   それなのに・・今年の我家の庭には、ちょっとした異変が・・。
  紫陽花が不作であるばかりか、こんな赤い花が一杯!!
  昨日も、写真UPしたベルガモット、もっと綻んだような気がします。 

   でも赤って、元気が出ますね。赤と言えば・・。
  『アンの夢の家』 レスリー を思います。

   赤が大好きで、身の回りのどこかに、
  必ず真紅の物を付けている、レスリーの事を・・。

   “帽子はかぶらず、
  前にも増してブラウニングの 『豪華な蛇』 を思わせる髪は
  真紅 のリボンで頭に巻き付けてあった。
  ごく飾り気のない黒っぽい生地の服をまとっていたが、
  美しい曲線を描いている腰には、
  鮮やかな 赤い 絹の帯を締めていた。”
    
                                  【「アンの夢の家」 第10章】

   “・・・美しく念入りの服装をし、
  白い喉元に付けた 緋色 のゼラニウムに、
  いつもの色が見えた。”
              【「アンの夢の家」 第12章】

   薄幸だったレスリーの、この拘(こだわ) り。
  (尤も最後には幸福をつかむのですが)
  私達も、ちょっと取り入れてみたい、お洒落ですね。