最近、私の周りの知人にはなぜかご不幸が続出。幸いにも私自身には今年はまだ、おひとり…。人間ですもの、いつかはその日がやって来ます。しかし、分かっていてもつらいものですね。大好きな映画の中では、フィクションとして描かれる“死”。
映画の中の話では、「ブロークバック・マウンテン」のジャックの死が、胸を突きました。あまりにさりげなくて…でも、予想していただけに苦しかったです。
余命3ヶ月。あなたには何が残せますか?…そう問いかける映画。「ぼくを葬る」がやって来ます。監督は、フランソワ・オゾン。1967年11月25日パリ生まれ。オゾン監督の作品には…
「アクション、ヴェリテ」(94)「小さな死」(95)
「サマードレス」(96)「ベッドタイム・ストーリーズ」(97)
「X2000」「ホームドラマ」(98)「クリミナル・ラヴァーズ」(99)
「まぼろし」(01)「8人の女たち」(02)「スイミング・プール」(03)
「ふたりの5つの分かれ路」(04) …があります。
フランス映画をあまりたくさん見ることのない私ですが、オゾン監督作品にはチェックを入れています。最新作の「ぼくを葬る」(おくると読みます)は、予告編を見てウルウル。主人公のロマン(メルヴィル・プポー)は、31歳のファッション・フォトグラファー。
ある日撮影中に突然倒れ、診断の結果、末期ガンと分かります。化学療法を拒めば余命3ヶ月。ロマンは、化学療法をやらないことを決めます。あまり仲がうまくいっていない家族には、秘密にすることに。同居していた恋人の青年サシャ(クリスチャン・センゲワルト)にも、突然の別れを。
しかし、唯一自分の状態を打ち明けたのは、祖母のローラ(ジャンヌ・モロー)。若く、“死”など考えもしない人たちには、自分を理解してもらえない…。でも、年老いた祖母は自分と同じ…、つまり“死”を間直にして理解できるから。ロマンは、ローラには心を許し素直になれるのでした。
オゾン監督は「まぼろし」に続いて「ぼくを葬る」を、“死についての3部作”第2章としています。“死”を描くことがタブーになっている今、あえて真正面に据えて描こうとするオゾン監督。映画作りに定評がある上、テーマにも注目。見たい!
映画の中の話では、「ブロークバック・マウンテン」のジャックの死が、胸を突きました。あまりにさりげなくて…でも、予想していただけに苦しかったです。
余命3ヶ月。あなたには何が残せますか?…そう問いかける映画。「ぼくを葬る」がやって来ます。監督は、フランソワ・オゾン。1967年11月25日パリ生まれ。オゾン監督の作品には…
「アクション、ヴェリテ」(94)「小さな死」(95)
「サマードレス」(96)「ベッドタイム・ストーリーズ」(97)
「X2000」「ホームドラマ」(98)「クリミナル・ラヴァーズ」(99)
「まぼろし」(01)「8人の女たち」(02)「スイミング・プール」(03)
「ふたりの5つの分かれ路」(04) …があります。
フランス映画をあまりたくさん見ることのない私ですが、オゾン監督作品にはチェックを入れています。最新作の「ぼくを葬る」(おくると読みます)は、予告編を見てウルウル。主人公のロマン(メルヴィル・プポー)は、31歳のファッション・フォトグラファー。
ある日撮影中に突然倒れ、診断の結果、末期ガンと分かります。化学療法を拒めば余命3ヶ月。ロマンは、化学療法をやらないことを決めます。あまり仲がうまくいっていない家族には、秘密にすることに。同居していた恋人の青年サシャ(クリスチャン・センゲワルト)にも、突然の別れを。
しかし、唯一自分の状態を打ち明けたのは、祖母のローラ(ジャンヌ・モロー)。若く、“死”など考えもしない人たちには、自分を理解してもらえない…。でも、年老いた祖母は自分と同じ…、つまり“死”を間直にして理解できるから。ロマンは、ローラには心を許し素直になれるのでした。
オゾン監督は「まぼろし」に続いて「ぼくを葬る」を、“死についての3部作”第2章としています。“死”を描くことがタブーになっている今、あえて真正面に据えて描こうとするオゾン監督。映画作りに定評がある上、テーマにも注目。見たい!