作家ジョン・ル・カレといえば、思い出すのが『寒い国から帰ってきたスパイ』です。映画化された「寒い国から帰ってきたスパイ」(65)は、マーティン・リット監督、リチャード・バートン、クレア・ブルーム、オスカー・ウェルナー主演の重厚なスパイ映画でした。
カレは、1931年10月19日英国ドーセットシャー生まれ。現在も活躍中のスパイ小説の第1人者ですね。61年『死者にかかってきた電話』でデビューし、英国情報部員ジョージ・スマイリーを創造。ファンも多いと思います。他にも数々の人気小説を書き、映画化された作品もたくさんあります。
「鏡の国の戦争」(68)は、フランク・ピアソン監督、クリストファー・ジョーンズ、ピア・デゲルマルク、アンソニー・ホプキンス主演でした。当時、クリストファー・ジョーンズの大ファンだった私は、彼が不正入国したポーランド青年を演じ、スパイとして東ドイツに送り込まれるという役にドキドキ・ハラハラしたものです。
「リトル・ドラマー・ガール」(84)は、ジョージ・ロイ・ヒル監督、ダイアン・キートン主演。イギリスの舞台女優がスパイとして雇われ、果てはパレスチナのゲリラになる話でグイグイ引き込まれました。しかし、長かったけど…。
90年の「ロシアハウス」は、フレッド・スケピシ監督、ショーン・コネリーとミシェル・ファイファーが共演。共産党崩壊直前のソ連を舞台にしていたため、極度に物資不足の当時のモスクワの風景などが描かれ、興味津々でした。(98年、ようやく訪問しました)
「テイラー・オブ・パナマ」(01)は、『パナマの仕立屋』が原作。ジョン・ブアマン監督。ボンド役のピアース・ブロスナンとジェフリー・ラッシュの演技争い!99年12月31日アメリカから所有権を返還されたパナマ運河。国の政情を探るため諜報員が仕掛けたのは、政府要人御用達の仕立屋。ある情報から一大危機へと発展していく様を描いていました。
そしていよいよ「ナイロビの蜂」が、映画化。監督は「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス。主演はレイフ・ファインズとレイチェル・ワイズ。彼女は今年のオスカー助演女優賞を受賞!アフリカ、ケニアのナイロビ。ガーデニングが趣味という英国外交官のジャスティン。慈善活動に熱心な妻テッサの死をきっかけに“事なかれ主義”をやめ、事件の真相を調べるのです。
ジョン・ル・カレの原作、ワイズのオスカー演技、アフリカの現実、見所はたくさんあります。見るべきです。
カレは、1931年10月19日英国ドーセットシャー生まれ。現在も活躍中のスパイ小説の第1人者ですね。61年『死者にかかってきた電話』でデビューし、英国情報部員ジョージ・スマイリーを創造。ファンも多いと思います。他にも数々の人気小説を書き、映画化された作品もたくさんあります。
「鏡の国の戦争」(68)は、フランク・ピアソン監督、クリストファー・ジョーンズ、ピア・デゲルマルク、アンソニー・ホプキンス主演でした。当時、クリストファー・ジョーンズの大ファンだった私は、彼が不正入国したポーランド青年を演じ、スパイとして東ドイツに送り込まれるという役にドキドキ・ハラハラしたものです。
「リトル・ドラマー・ガール」(84)は、ジョージ・ロイ・ヒル監督、ダイアン・キートン主演。イギリスの舞台女優がスパイとして雇われ、果てはパレスチナのゲリラになる話でグイグイ引き込まれました。しかし、長かったけど…。
90年の「ロシアハウス」は、フレッド・スケピシ監督、ショーン・コネリーとミシェル・ファイファーが共演。共産党崩壊直前のソ連を舞台にしていたため、極度に物資不足の当時のモスクワの風景などが描かれ、興味津々でした。(98年、ようやく訪問しました)
「テイラー・オブ・パナマ」(01)は、『パナマの仕立屋』が原作。ジョン・ブアマン監督。ボンド役のピアース・ブロスナンとジェフリー・ラッシュの演技争い!99年12月31日アメリカから所有権を返還されたパナマ運河。国の政情を探るため諜報員が仕掛けたのは、政府要人御用達の仕立屋。ある情報から一大危機へと発展していく様を描いていました。
そしていよいよ「ナイロビの蜂」が、映画化。監督は「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス。主演はレイフ・ファインズとレイチェル・ワイズ。彼女は今年のオスカー助演女優賞を受賞!アフリカ、ケニアのナイロビ。ガーデニングが趣味という英国外交官のジャスティン。慈善活動に熱心な妻テッサの死をきっかけに“事なかれ主義”をやめ、事件の真相を調べるのです。
ジョン・ル・カレの原作、ワイズのオスカー演技、アフリカの現実、見所はたくさんあります。見るべきです。