だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

踊る、エドワード

2006-05-13 20:36:02 | 映画
ジョニー・デップ主演の映画「シザーハンズ」(90)、大~好き!ティム・バートン監督、特殊メイクはスタン・ウィンストン、音楽はダニー・エルフマン。共演者はウィノナ・ライダー、ダイアン・ウィースト、アンソニー・マイケル・ホール、キャシー・ベイカー、アラン・アーキン、ヴィンセント・プライスと、豪華!

ヴィンセント・プライス扮する発明家の博士が、亡き息子を思い出すため生み出した人造人間“エドワード”。ところが完成間直に博士は、急死。そのため、エドワードの両手はハサミのままに…。丘の上のお屋敷にひとり残されたエドワードは、顔を傷だらけにして淋しく暮らしていました。

ある日、AVONレディのペグ(ダイアン・ウィースト)が訪ねてきて、彼を気の毒に思い自宅に連れて帰るのでした。ペグにはキム(ウィノナ・ライダー)という娘がいて、エドワードは彼女に一目惚れ。なんとか役に立ちたいと思うエドワードは、庭木やペットのカットをして大人気。

しかしキムのボーイフレンドがやきもちを焼いて、エドワードのハサミを泥棒に利用。その後は街中から非難され、結局街から出てお屋敷に帰るのでした。それ以後のエドワードはキムを想いつつ、淋しく暮らすのでした。冬のある日、彼はハサミで氷の彫刻を作っています。飛び散る破片は、雪となって街に降り注ぐのでした。

結婚し年老いたキム。孫娘に雪の降るわけを話してあげるのでした…。うう、ウルウルしてしまいます。ティム・バートンの造形と、デップの役作り。見事です。エルフマンの曲の数々に、エドワードの心情が重なり、涙なくては見れません。

この「シザーハンズ」が舞台になりました!「舞台版 シザーハンズ」は、な、なんとダンス・ミュージカルです。主演は、バレエ『白鳥の湖』で有名なマシュー・ボーン。22歳からダンスを始め、数々の作品に出演。99年NYで『白鳥の湖』の執事役を最後にダンサーをやめ、振付師として活躍。いくつかのダンス・カンパニーを設立。映画「リトル・ダンサー」のラストに、出ています。

英国のオリヴィエ賞や、アメリカのトニー賞、2001年には“OBE”(大英帝国四等勲士)を受賞。本当にすごい人なんです。今回は振付と演出を担当。主役のエドワードは、ニュー・アドベンチャーズ(マシューのカンパニー)のサム・アーチャーとリチャード・ウィンザーのダブル・キャスト。

映画に魅せられたファンは、気になるでしょう?もう前売りが始まっていますから、急いでGETしましょうね!
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