だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

どんな、上着?

2006-05-10 19:52:12 | 映画
2002年の「コンフェッション」で、監督業に乗り出した我らが“ロス先生”こと、ジョージ・クルーニー!監督2作目の「グッドナイト&グッドラック」(05)では、監督だけでなく、脚本も書いてしまうわ、出演もしてしまうわ、大活躍!『ER』で一躍人気者になったクルーニー、今やハリウッド切っての映画人です!

「グッドナイト&グッドラック」は、今年のアカデミー賞の作品賞/監督賞/主演男優賞(デヴィッド・ストラザーン)/脚本賞/撮影賞/美術賞にノミネート。結果、賞は逃しましたが、クルーニー自身は主演した「シリアナ」で見事、助演男優賞を受賞!お見事でした!

最近のクルーニーは、本当に素晴らしい!98年「アウト・オブ・サイト」で組んだスティーヴン・ソダーバーグ監督と意気投合。製作会社“セクションエイト”を立ち上げ、その後もヒット作・話題作をバンバン送り出しています。「オーシャンズ11・12」や「ソラリス」「ウェルカム・トゥ・コリンウッド」「エデンより彼方に」「インソムニア」「クリミナル」などなど。

最新製作作品が、「ジャケット」です!監督は、「愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像」(98)のジョン・メイバリー。う、そうか。出演者がまた、すごい!「戦場のピアニスト」(02)で、オスカー主演男優賞受賞のエイドリアン・ブロディ。「プライドと偏見」(05)で、主演女優賞にノミネートされたキーラ・ナイトレイ。

他にクリス・クリストファーソン、ジェニファー・ジェイソン・リー、ダニエル・クレイグ(新ボンド役になったものの、もう降板とか?)、ケリー・リンチ、ブラッド・レンフロー(もう、24歳)の名が…。なんだか個性派揃いですね!

1992年湾岸戦争に従事し、重症を負いながらも奇跡的に助かったジャック・スタークス(ブロディ)。しかし後遺症が残り、記憶に障害が現れます。精神病院に入院させられたジャックは、特別なジャケットを着せられ、モルグの引き出しに入れられてしまいます。

気が付くと、ジャックは2007年にタイムスリップ!そこでウエイトレスのジャッキー(ナイトレイ)に出合います。さらに自分が、1993年1月1日に死亡した事実を知らされるのです!ジャックは、1992年と2007年を行き来しながら、自分の運命に立ち向かうのでした。

自分の“死”をどうするのか?運命は変えられるのか?ジャケットの意味は?監督は、デレク・ジャーマンの愛弟子です。そのダークでアートな映像を堪能しましょう!結構、楽しみ♪
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