だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ギリアムの不思議世界

2006-06-22 21:50:00 | 映画
テリー・ギリアム監督。前作「ブラザーズ・グリム」は期待が大きかっただけに、見終わった脱力感は…。私はテリー・ギリアムの大ファンで、「モンティ・パイソン」シリーズ意外はすべて見ています。(DVDで見ればいいんですが、未見)

「バンデットQ」(81)で監督を知り、「未来世紀ブラジル」(85)で恋に落ち、「バロン」(89)で虜になり、「フィッシャー・キング」(91)でセンスにクラクラ~、「12モンキーズ」(95)で神と崇め、「ラスベガスをやっつけろ」(98)で狂っててもいいと思い、「ロスト・イン・ラ・マンチャ」(01)でやっぱり…と確認。この映画での監督は、悲惨でした。

「ブラザーズ・グリム」(05)の映画化を聞いた時は、狂気を脱したかと喜んだものの心配もしていました。あまりにハリウッド的な制作内容だったので。はは~ん、「ロスト・イン・ラ・マンチャ」での失敗から資金不足となり、とりあえず“お金”ね、と思ったのは私だけではないはず。

ハリウッドスターを起用したことを責めているんじゃないんです!この映画には、ギリアムらしさが微塵もなかった…。しかし、今度は違います!新作「ローズ・イン・タイドランド」。ミッチ・カリンの『タイドランド』が原作。ギリアムは、『不思議の国のアリス』をベースに映画化。

10歳の少女ジェライザ=ローズ(ジョデル・フェルランド←「サイレントヒル」にも出てます)の両親(ジェフ・ブリッジスとジェニファー・ティリー)は、麻薬中毒。ある日、ママは死んでしまい、パパとパパの故郷に逃げ出します。そこは草原の中の古びた一軒家。

するとパパも動かなくなり(死んだ?)、ローズはひとりぼっちに。『不思議の国のアリス』が大好きなローズは、バービー人形の頭だけを指に挿して、アリスのように草原を探検に出ます。道案内は“灰色リス”。

もうこれだけで、ギリアム・ワールドが目に見える!やっぱり現実と幻想の不思議世界こそ、ギリアム映画の根幹。くるくる回るバービー人形の頭なんて、最高!迷宮に落ちていくローズが見る世界とは?ああ~、待ちきれません!キャスティングも最高!ギリアム監督、大~好き♪
コメント
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