ジェイムス・エルロイの小説には“暗黒のLA4部作”というのがあって、『ブラック・ダリア』(87)『ビッグ・ノーウェア』(88)『L.A.コンフィデンシャル』(90)『ホワイト・ジャス』(92)と、ファンにはたまらない作品たちです。『L.A.コンフィデンシャル』は97年に映画化され、キム・ベーシンガーがオスカー助演女優賞を獲得。
そして待ちかねた「ブラック・ダリア」が、ようやく公開です。ホント、待ちました。1947年1月15日、ロサンゼルスのダウンタウンで実際に起きた惨殺事件。女優志願のエリザベス・ショートは、22歳。いつも黒い服を着ていたことから“ブラック・ダリア”と呼ばれていました。
発見された死体は、腰の部分で2つに切断。耳まで切り裂かれた口。内臓は抜かれ死体は洗い清められていたという猟奇的なものでした。しかし犯人は発見されず、今もって迷宮入り事件。
映画は、ブラック・ダリア事件とその捜査に携わった2人の刑事、バッキー・ブライカート(ジョシュ・ハートネット)と、リー・ブランチャード(アーロン・エッカート)が主役。捜査をしていくうちに謎の解明に夢中になり、事件の闇に飲み込まれていくのでした。
魅惑的なブラック・ダリア役ミア・カーシュナーは、TV「24」のテロリスト、マンディ役で知る人ぞ知る!他にスカーレット・ヨハンソン、ヒラリー・スワンクと人気女優が出演。でもでも、なにより注目は、監督がブライアン・デ・パルマだということ!
2002年の「ファム・ファタール」以来です。スローな長回しの手法、ヒッチコックを意識した演出、独自のスタイルと空気、重厚な時代の世界観、もうたまりません!ヒッチ・タッチという言葉がありますが、デ・パルマもまさにそう。撮影はヴィルモス・ジグモンド、音楽はマーク・アイシャム。
ジェイムス・エルロイは、1948年3月4日ロス生まれ。10歳の時、実の母親を何者かに殺害されています。犯人は今も不明。自らの体験から“ブラック・ダリア”事件に関心を持ち、小説を書き上げました。そんなことも知っておいて、映画を見ると良いかも…。早く、見たい~!
そして待ちかねた「ブラック・ダリア」が、ようやく公開です。ホント、待ちました。1947年1月15日、ロサンゼルスのダウンタウンで実際に起きた惨殺事件。女優志願のエリザベス・ショートは、22歳。いつも黒い服を着ていたことから“ブラック・ダリア”と呼ばれていました。
発見された死体は、腰の部分で2つに切断。耳まで切り裂かれた口。内臓は抜かれ死体は洗い清められていたという猟奇的なものでした。しかし犯人は発見されず、今もって迷宮入り事件。
映画は、ブラック・ダリア事件とその捜査に携わった2人の刑事、バッキー・ブライカート(ジョシュ・ハートネット)と、リー・ブランチャード(アーロン・エッカート)が主役。捜査をしていくうちに謎の解明に夢中になり、事件の闇に飲み込まれていくのでした。
魅惑的なブラック・ダリア役ミア・カーシュナーは、TV「24」のテロリスト、マンディ役で知る人ぞ知る!他にスカーレット・ヨハンソン、ヒラリー・スワンクと人気女優が出演。でもでも、なにより注目は、監督がブライアン・デ・パルマだということ!
2002年の「ファム・ファタール」以来です。スローな長回しの手法、ヒッチコックを意識した演出、独自のスタイルと空気、重厚な時代の世界観、もうたまりません!ヒッチ・タッチという言葉がありますが、デ・パルマもまさにそう。撮影はヴィルモス・ジグモンド、音楽はマーク・アイシャム。
ジェイムス・エルロイは、1948年3月4日ロス生まれ。10歳の時、実の母親を何者かに殺害されています。犯人は今も不明。自らの体験から“ブラック・ダリア”事件に関心を持ち、小説を書き上げました。そんなことも知っておいて、映画を見ると良いかも…。早く、見たい~!