だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

エンロンのドキュメンタリー

2006-10-20 21:39:57 | 映画
アメリカのテキサス州ヒューストンにあった“エンロン・コーポレーション”は、2001年12月破綻しました。エンロンという名前をTVなどで知っている方も多いと思いますが、内容についてはイマイチだったりして…。

エンロンは、30年代、ガス・電力・パイプラインなどのエネルギー関連会社が集まってできた、“ノーザン・ナチュラル・ガス”が起源。1979年企業再編。1985年に“ヒューストン・ナチュラル・ガス”と合併。総合エネルギー取引とITビジネスの企業として、全米第7位(00年度)にまで成長した巨大企業でした。

しかし、その成功の裏では、巨額の粉飾会計・不正経理・不正取引を重ね、破綻した時には160億ドル以上の負債と、21000人もの社員を失業に陥れたのです。悲惨!

この事件は日本のTV他でも取り上げられたので、興味津々でした。もっともこの後、02年7月には410億ドルもの負債を抱え破綻した、ワールドコム(大手通信会社)もありますが…。規模がデカ過ぎ!

さて、そのエンロンですが、ドキュメンタリー映画「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」が、公開されます。きっかけは、ウォールストリート・ジャーナルが暴いたエンロンと子会社の癒着問題でした。その記事掲載から、わずか46日。エンロンは消えてなくなったのです。

最高経営責任者たちは、インサイダー取引で訴追。05年に有罪判決、量刑は終身刑まちがいなしと言われています。しかもCEOの1人が、7月に心臓発作で死去。話題は尽きません。

実はTVMに、「歪んだエンロン~虚栄の崩壊~」(03)という作品があるんです。こちらはドラマ。監督は「ウェインズ・ワールド」(92)のペネロープ・スフィーリス、主演はクリスチャン・ケインやブライアン・デネヒー。これはレンタルしようっと。
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