硫黄島第2部は、「硫黄島からの手紙」です。12月公開。クリント・イーストウッド監督は、硫黄島の戦闘を日本側から描きました。出演者はもちろん日本を代表する俳優たちです。今や国際俳優の渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、中村獅童、裕木奈江ら。
映画は、硫黄島決戦において日本軍の指揮を取った栗林忠道中将(渡辺謙)と、兵士たちの戦いを描いています。若き兵士役に抜擢されたのが、“嵐”の二宮和也。当初、この映画の監督は日本人に任せる予定だったのをイーストウッドが、「父親たちの星条旗」を撮り終えて、自信を持ち、自らメガホンを取ったそうです。
全編日本語、出演者も日本人俳優を起用。かつて日本人の登場場面は、私たち日本人から見るとかなりな違和感があったもの。しかし、映画をこよなく愛し、日本を知る知識人、イーストウッドには絶大な信頼感を持っています。
監督作品のいずれも高い評価を受けているイーストウッドだからこそ、この映画も期待が深まります。硫黄島という戦闘を単に勝敗で描き分けるのでなく、あくまでも映画のテーマは、ヒューマンドラマ。戦争をする国、戦友との友情、無事を祈って帰還を待つ家族の物語。そこに国境はないのです。
たった5日間で陥落するといわれた日本軍。それを36日間もの死闘にさせた指揮官。島に送られれば、生きて帰ることは無理といわれた若者たち。60年以上も前の戦争を、今改めて見直しましょう。ラッキーなことに監督が、オスカー受賞のクリント・イーストウッド!映画としても素晴らしいものと期待します!
映画は、硫黄島決戦において日本軍の指揮を取った栗林忠道中将(渡辺謙)と、兵士たちの戦いを描いています。若き兵士役に抜擢されたのが、“嵐”の二宮和也。当初、この映画の監督は日本人に任せる予定だったのをイーストウッドが、「父親たちの星条旗」を撮り終えて、自信を持ち、自らメガホンを取ったそうです。
全編日本語、出演者も日本人俳優を起用。かつて日本人の登場場面は、私たち日本人から見るとかなりな違和感があったもの。しかし、映画をこよなく愛し、日本を知る知識人、イーストウッドには絶大な信頼感を持っています。
監督作品のいずれも高い評価を受けているイーストウッドだからこそ、この映画も期待が深まります。硫黄島という戦闘を単に勝敗で描き分けるのでなく、あくまでも映画のテーマは、ヒューマンドラマ。戦争をする国、戦友との友情、無事を祈って帰還を待つ家族の物語。そこに国境はないのです。
たった5日間で陥落するといわれた日本軍。それを36日間もの死闘にさせた指揮官。島に送られれば、生きて帰ることは無理といわれた若者たち。60年以上も前の戦争を、今改めて見直しましょう。ラッキーなことに監督が、オスカー受賞のクリント・イーストウッド!映画としても素晴らしいものと期待します!