だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

紅茶でも飲みながら…

2008-02-24 18:02:10 | 映画
インド人俳優のイルファン・カーン。1987年ニューデリーの国立演劇学校を卒業し、「サラーム・ボンベイ」(88)で映画デビュー。TVドラマや映画で活躍後、ハリウッドに進出。「マイティ・ハート/愛と絆」(07)「その名にちなんで」(06)と公開作品が続きました。両作品で強い印象を残しましたが、特に「その名にちなんで」のアシュケ役は、お気に入り。

ウェス・アンダーソン監督の最新作「ダージリン急行」(07)は、3人の兄弟がインドを旅するロード・ムービー。その3人、さずがアンダーソン監督よくもこれだけ“変な”俳優を集めたもんだ!と感心しきり。長男フランシス・ホイットマンを演じるのは、昨年秋、自殺未遂で話題になったルークの兄オーウェン・ウィルソン。

次男ピーターを演じるのは、 「戦場のピアニスト」(02)でアカデミー賞主演男優賞を受賞した、エイドリアン・ブロディ。三男ジャックを演じるのは、タリア・シャイアの息子でコッポラ一族のジェイソン・シュワルツマン。うむ、つくづく“変な”顔だなぁ~。ユニーク。兄弟に見えるかも…。

父の死をきっかけに1年ぶりに再会した3人。フランシスの提案で3人は未知の世界、インドを旅することに…。インドを縦断する“ダージリン急行”。ジャドブールからジョイサルメールまで(ってどこ?)、タール砂漠を行く3人を待ち受けるものとは?インドというと、“生”と“死”が常にそこにある、とぉ~ってもスピリチュアルな国。

でも、ただのロードムービーのはずがない!だってウェス・アンダーソンだもん!主人公の他、イルファン・カーンもお見逃しなく!豪華な共演者は、母パトリシア役にアンジェリカ・ヒューストン。カメオ出演のビル・マーレイやナタリー・ポートマンも。おまけに、短編でプロローグの「ホテル・シュバリエ」(07)の上映付き。必見!
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