だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

5番?19番?

2009-07-02 21:55:08 | 映画
ファッション界の永遠の憧れ、ココ・シャネル。1883年8月19日フランス南西部のある救済病院で生まれ、12歳で母が亡くなり、父にも捨てられてしまいます。華やかなイメージとは裏腹な悲惨な生い立ちなんですね~。(1971年1月10日死去)

お針子として働き、キャバレーで歌手を目指して歌っていました。本名はガブリエル、“ココ”は愛称でした。やがて1909年、帽子のアトリエを開業し、ここからシャネルのデザイナーとしての道がスタートするのです。時代は第1次世界大戦(1914年)へ。

ココ・シャネルの映画は、かつてジョージ・カッツェンダー監督作「ココ・シャネル」(81)があります。主演はマリー=フランス・ピジェ、ティモシー・ダルトン、ルトガー・ハウアー、ブリジット・フォッセー、カレン・ブラックと懐かしい名前が並びます。見ました?

今年、「スクリーマーズ」(96)「アート オブ ウォー」(00)のクリスチャン・デュゲイ監督作、「ココ・シャネル」(09)が公開されます。衣装を担当するのは、「パフューム ある人殺しの物語」(06)のピエール=イヴ・ゲロー。

ファッションやジュエリー、香水などで大企業として大きく発展した“シャネル”ブランド。1939年に4千人もの従業員を抱え、コレクションを展開していたココは、従業員のストライキによって一部店舗を残しすべて閉店。引退してしまいます。

15年後の1954年、パリでの復帰コレクションを開催。しかし1940年からの第2次世界大戦中の言動で、フランスはココを拒絶します。そんな時ココ(シャーリー・マクレーン、74歳!)は、自分の過去を振り返ります。どのようにして今のココ・シャネルがあるのか…を。

若き日のココを演じるのは、バルボラ・ボブローヴァ。ビジネス・パートナーのマルク・ボウシェ役に、マルコム・マクダウェル。ちなみにマルコムは、1943年6月13日英国ヨークシャー州出身。「if もしも‥‥」(68)で映画デビューし、「時計じかけのオレンジ」(71)や「オー!ラッキーマン」(73)に主演。

「タイム・アフター・タイム」(79)でハリウッドデビューし、共演したメアリー・スティーンバージェンと結婚(のちに離婚)。今や多くの作品で見事な白髪を見せる名優です。そう言えば、舞台「COCO」やオドレイ・トトゥ主演の「ココ・アヴァン・シャネル」(09)もこれから公開。シャネルは永遠ですね。
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