だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

不死鳥、フラミンゴ

2009-07-20 21:20:11 | 映画
自然界をテーマにした映画はたくさんあります。純粋なドキュメンタリーもあれば、少しだけフィクションを交えたものも。大ヒットした「ディープ・ブルー」(03)では、4年半の撮影期間、200ヵ所ものロケ地、7000時間のフィルム、5000メートルの深海を見せてくれました。

「アース」(07)では、5年もの歳月と莫大な予算を投じての地球規模の映像を繰り広げてくれました。この2作は英国BBCの製作したネイチャー・ドキュメンタリー。また「皇帝ペンギン」(05)「ミーアキャット」(08)などもあります。

ジャック・ぺラン製作の「ミクロコスモス」(96)「WATARIDORI」(01)も大自然の虫や鳥の姿を克明に描いていました。大きなスクリーンに映し出される驚異の世界!映画だからこそ、見ることができるんですね。

アニメや映画でお馴染みのディズニー映画には、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズのディズニー・チャンネルもありますが、実は創始者のウォルト・ディズニーにはもう一つの顔が…。それがドキュメンタリーです。

アニメ「バンビ」(42)を製作中に森の中を歩いたウォルトは、大自然に生きる動物たちに目を向けます。そして、1948年から60年までいくつもの自然ドキュメンタリーを製作。「大自然の片隅」(51)「民族と自然/アラスカのエスキモー」(53)

「滅びゆく大草原」「海底の秘密」(54)「百獣の王ライオン」(55)「生命の神秘」(56)などがありました。そして今また、新しいドキュメンタリー・シリーズが誕生!それが“ディズニーネイチャー”です。その第1弾が、「ディズニーネイチャー フラミンゴに隠された地球の秘密」(08)。

アフリカ・タンザニア北部のナトロン湖。最大長さ57Km、幅22Km、水深3mに満たないこの湖は、流入する塩分によって“死の湖”と呼ばれています。その濃度は極めて高く、さらに気温40℃を超えるため、周囲に住む動物はごく限られます。

雨季になると飛来する、ピンク色のフラミンゴ。その数、100万羽。なぜ彼らはここにやってくるのか?なぜ、ピンクなのか?知らないことばかりです。監督はマシュー・エバーハードとリアンダー・ウォード。シリーズは現在第5弾(2013)まで予定されています。すごいです。ねっ?
コメント
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