だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

バレエの最高峰を見たい!

2009-08-28 21:35:02 | 映画
パリ・オペラ座。映画ファンには「オペラ座の怪人」でお馴染みですね。ガストン・ルルーの原作を映画化したのは、ルパート・ジュリアン監督、ロン・チェイニー主演「オペラ座の怪人」(25)が最初。

同名映画を並べると、マクシミリアン・シェル主演のTVM(83)。“フレディ”ことロバート・イングランド主演作(89)。バート・ランカスター主演の「ファントム・オブ・オペラ」(90/TVM)。ダリオ・アルジェント監督、ジュリアン・サンズ主演作(98未)。

そして、ミュージカル化された“オペラ座の怪人”を演出したアンドリュー・ロイド=ウェバーが製作、ジョエル・シューマカー監督、ジェラルド・バトラーさん主演の「オペラ座の怪人」(04)に至ります。舞台版も大好き!

余談ですが、ブライアン・デ・パルマ監督、ポール・ウィリアムズ主演の「ファントム・オブ・パラダイス」(74)も題材は同じ、ロックオペラ版。必見ですよぉ~。前置きが長くなりましたが、オペラ座には怪人はおりません。

オペラ座は、1875年完成した“ガルニエ宮”の呼び名。ここを本拠地とするバレエ団、フランス国王ルイ14世により1661年、王立舞踏アカデミーとして創設された“パリ国立オペラ”。革命や戦争などを経て、バレエ団は今も変わらず世界最高峰に君臨しています。

素晴らしい映画がやってきます。「パリ・オペラ座のすべて」(09)、監督は“現存する偉大なドキュメンタリー作家”と呼ばれ、多くの作品を監督・製作しているフレデリック・ワイズマン。オペラ座の全面協力のもと、84日間の密着撮影を敢行。

出演者はもちろん、オペラ座のバレエダンサーたち。154名のダンサー、1500名のスタッフ、そして350年の歴史。す、すごい!特にエトワール“星”と呼ばれる最高位のダンサーの普段見ることのできない舞台や練習風景、作品の創作過程などを見ることができます。

ちなみにダンサーには階級があって、オペラ座の場合は…エトワール、プルミエ・ダンスール(女性はプルミエール・ダンスーズ)、スジェ、コリフェ、カドリーユとなっているそうです。英国ロイヤル・バレエ団には、プリンシパルというのもあり。

一般的には、エトワール、プリンシパル、プリマ・バレリーナ、準主役級ソリストなどの方が馴染みがあるかも…。42歳で定年を迎えるダンサーたち。その素晴らしいバレエを見に行きませんか?
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