だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

スペインは、美味しい?

2009-08-29 20:44:25 | 映画
スペイン映画って、すぐに思い浮かびます?あっ!「汚れなき悪戯」(55)。覚えています、マルセリーノ少年のこと。せつない主題歌も耳に残っています。ちょっと古すぎ…?。最近では、ペドロ・アルモドバル監督が有名ですね。

「セクシリア」(82)「バチ当たり修道院の最期」(83)「欲望の法則」「神経衰弱ぎりぎりの女たち」(87)「アタメ」(89)など初期の作品の他、「オール・アバウト・マイ・マザー」(98)でアカデミー賞外国語映画賞、「トーク・トゥ・ハー」(02)でアカデミー脚本賞を受賞しています。

アレハンドロ・アメナーバル監督もスペイン映画を監督。「オープン・ユア・アイズ」(97)「アザーズ」(01)「海を飛ぶ夢」(04)などがあります。というわけで合作映画を別としても、スペイン映画ってたくさんあるんですね~!

秋公開のスペイン映画は、ドキュメンタリーです。「ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道」(08)は、目にも美味し~いお料理の映画。2年に1度、フランスのリヨンで開催される“ボキューズ・ドール国際料理コンクール”。

このコンクールは、1987年“世界最高のシェフ”と呼ばれたポール・ボキューズが設立したもの。きびしい基準を持ち、フランス料理の登竜門なんだとか。毎年、違った肉と魚のテーマ食材をそれぞれのプレートに、さらに3品の付け合わせを、5時間半の制限時間で作り上げます。

各地域の予選を通過した24カ国が、過去の成績順に2日間に渡り登場。映画が描くのは、2007年1月23日の第10回コンクールの模様。マドリッド大会に続き、全国大会に優勝したスペイン・チーム。若手シェフ、へスース・アルマグロとアシスタントのフェリクス。

本選出場が決まってからのへスースは、休日返上しての準備に明け暮れます。彼らの苦悩は、いつ終わるともなく続くのです。あんなにも美しい料理を作りだすシェフたちの姿は、見る者を感動と興奮の世界に導いてくれます。

過去9回出場して優勝できないでいるスペイン。ライバルは、フランス、デンマーク、スイス、そして日本。監督は、ホセ・ルイス・ロペス=リナレス。ドキュメンタリー映画の製作や撮影も担当するスペイン人。果たして結果は?

美しい料理に見惚れてしまいます。やっぱりスペインって熱い!?
コメント
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