だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ヴィジランテ映画、再び。

2009-08-26 21:57:14 | 映画
改めて言うまでもないですが、最近はホント、リメイクが多い。オリジナルの方がやっぱり良い!という場合もあるし、リメイクの方が…ってことも。最近リメイクされた映画は、「3時10分、決断のとき」(07)。オリジナルは「決断の3時10分」(57)。

「サブウェイ123 激突」(09)は、「サブウェイ・パニック」(74)。「ウィッチマウンテン 地図から消された山」(09)は、「星の国から来た仲間」(75)。「消されたヘッドライン」(09)は、「ステート・オブ・プレイ~陰謀の構図~」(03/TVM)。

限がありませんが、この映画もリメイク。「狼の死刑宣告」(07)のオリジナルは、そう!チャールズ・ブロンソン主演の「狼よさらば」(74)。タイトルだけでわかっちゃうかも。ブライアン・ガーフィールド原作、マイケル・ウィナー監督。

「メカニック」「チャトズ・ランド」(72)「シンジケート」(73)「ロサンゼルス」(82)「スーパー・マグナム」(85)など、コンビ作はたくさん!見てた~。「狼よさらば」は妻を殺され、娘を廃人にされた父親の復讐劇。

主人公ポール・カージー役はシリーズ化。リメイクの方は「ソウ」(04)シリーズのジェームズ・ワン監督作品。投資会社に勤めるニック・ヒューム(ケヴィン・ベーコン)は、ごく普通の男。

妻のヘレン(ケリー・プレストン)、長男でアイスホッケー選手のブレンダン(スチュアート・ラファティ)、次男で兄への嫉妬からか素直になれないルーカス(ジョーダン・ギャレット)の4人暮らし。ある晩、ブレンダンの試合の応援に行った帰り、ガソリンスタンドでギャングの襲撃に遭遇。

あっという間に、ブレンダンは殺されてしまいます。逮捕された少年は、ギャング団に入るための儀式だったと証言。そして裁判へ。しかしその結果はニックの思ったものとは、かけ離れていたのです。

復習を誓うニック。そして突き止めたのが、ボスのビリー(ギャレット・ヘドランド)でした…。こうしてたった1人の復讐が始まります。髪の毛をバリカンで剃り、目をギラギラさせたベーコンは鬼気迫る迫力。

ブロンソンとは全く違うキャラクターですが、74年当時よりも人々の不安や不信、不満の渦巻く現代でもそのストーリー性は変わりません。あなたならどうする?
※ヴィジランテ映画:司法や警察に頼らず、自らの意志と手により、自分のコミュニティを守る一般市民を主人公にしたアクション映画のジャンル
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