だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

48時間で、ワクチンを

2009-08-14 21:06:03 | 映画
予告編を見ながら、近未来、荒廃した都会の姿、善と悪の闘い、生き残った人の生きざま、ファッション、それらすべてがメルの「マッドマックス」(79)をベースにしている感を強くしました。それほど、ジョージ・ミラー監督のこの作品はクリエィティブ。

その後もケヴィン・レイノルズ監督、ケヴィン・コスナー主演「ウォーターワールド」(95)でも、舞台が海上となったもののその他は同じ。ダニー・ボイル監督の「28日後…」(02)、アルフォンソ・キュアロン監督の「トゥモロー・ワールド」(06)も。

リドリー・スコット監督の「ブレードランナー」(82)やテリー・ギリアム監督の「12モンキーズ」(95)なんかは、ゴシック系。こちらも独自の世界観が今やベースとなって、いろいろな映画でその美術が採用されています。

話は長くなりましたが、その予告編とは「ドゥームズデイ」(08)。監督はニール・マーシャル、3作目。デビュー作「ドッグ・ソルジャー」(02)では、山奥で演習中の兵士たちが凶暴な人狼の群れに襲われ、寂れた一軒家に立てこもり壮絶な死闘を繰り広げるという物語。

2作目の「ディセント」(05)では、アメリカのアパラチア山脈奥地の地下洞窟に女性だけで探検しに出かけ、地下3000mに閉じ込められてしまう恐怖の物語。2作品とも脚本も書き、ヒットさせたニール・マーシャル。

この監督、ホラー、アクション、サスペンスを得意としているようです。“ドゥームズデイ”とは世界終末のこと。2008年、全人類を一掃する感染ウイルスが蔓延。中心となったスコットランドでは数百万人が感染。政府はウイルスを封じ込めることに…。

巨大な壁を作り、民衆を隔離。そして2035年、根絶したはずのウイルスが再び活動。隔離した街には、死んだはずの民衆の中に生き残った人がいる…という衛星写真が発表されます。そこにはワクチンがあるのでは?

政府はスペシャリストチームを結成、その任務はワクチンを探し持ち帰ること。リーダーは、エデン・シンクレア(ローナ・ミトラ)。果たして、彼女は何者?どうやって隔離された街に入り、ワクチンを見つけるのか?

ローナ・ミトラは、「アンダーワールド:ビギンズ」(09)に主演。共演者には、マルコム・マクダウェル、ボブ・ホスキンス、アレクサンダー・シディグ、エイドリアン・レスター。すごいキャストだなぁ~、ねっ?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする