だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ベルギーを渋谷で

2009-08-08 20:40:33 | 展覧会
シュールでリアリズム…の意味を持つ、“シュルレアリスム”。超現実主義と訳されるこの言葉は、本来はシュルレアル=超現実とイスム=主義を組み合わせています。…とそんなことはともかく、絵画の世界ではサルバドール・ダリ、ルネ・マグリット、マックス・エルンストなどが有名。

私はスペインの女流画家レメディオス・バロ、アルゼンチンの女流画家レオノール・フィニも好き。気になる方は、ネットで検索してみてくださいね。あまりメジャーじゃないですが、日本でも展覧会で紹介されています。

渋谷のザ・ミュージアムで開催される、「ベルギー幻想美術館」は見逃せません!しかし、美術史の中にベルギー幻想美術と呼ばれるものはないそうです。ここで紹介される作品は、象徴主義→シュルレアリスム→表現主義にまたがる作品たち。

登場する画家と作品は、フェリシアン・ロップス(1833~98)の『スフィンクス』(1884)、レオン・フレデリック(1856~1940)の『春の寓意』(1924~25)、フェルナン・クノップフ(1858~1921)の『ヴェネツィアの思い出』(1901年頃)

ジェームズ・アンソール(1860~1949)の『果物、花、裸にされた光』(1936)、ポール・デルヴォー(1897~1994)の『海は近い』(1965)、ルネ・マグリット(1898~1967)の『ジョルジェット』(1935)など。うむ。

作品を提供しているのは、日本の姫路市立美術館。公式HPのベルギーコレクションから、見ていただけます。日本にこれだけのベルギーの作品があるなんて知りませんでした。姫路市は、ベルギーのシャルルロアと姉妹都市提携を結んでいるそうです。(HPより)

ベルギー、幻想美術、デルヴォー、マグリット、これでだけで見に行きます、はい。
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