だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

チベットへ行きたい!

2009-08-11 21:15:31 | 展覧会
チベットを舞台にした映画には、ブラッド・ピット主演「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(97)があります。オーストリア人登山家ハインリヒ・ハラーの原作を映画化したもので、監督は「薔薇の名前」(86)のジャン=ジャック・アノー。

1939年、世界最高峰制覇を目指してヒマラヤ山脈へと向かった登山家のハインリヒ・ハラー。しかし第二次世界大戦勃発により、イギリス軍の捕虜となってしまいます。仲間と共に決死の脱出を図るハラーたちは、チベットへとたどり着きます…。

縞模様のパジャマの少年」(09)のデヴィッド・シューリスや「ジュラシック・パーク」(93)のB・D・ウォン、「砲艦サンパブロ」(66)「コナン・ザ・グレート」(82)「SAYURI」(05)のマコも出ていて、内容も含めてお気に入り。

マーティン・スコセッシ監督がダライ・ラマ14世の半生を描いた「クンドゥン」(97)。チベット最高指導者ダライ・ラマを描いた映画史上初の作品です。ダライ・ラマ13世の転生者として発見された少年ラモ。彼がチベットを脱出し、インドへ亡命するまでの22年間を描いています。

なんでこんなにチベットのことを書いているかというと、いつか行ってみたい国のひとつなんです。しかし政情不安などもあって、かなうかどうかわかりません。ではなぜ行ってみたいかというと、そりゃ~もう、映画のせいですね。

前述の2本の映画は、特にその思いを強くさせました。世界遺産”ポタラ宮殿”が見たい!ラサのマルポリの丘、標高3700mに建つ宮殿には数々の名品があるのです。この秋から来年にかけての長期に渡り、その展覧会が開催されます。

上野の森美術館での、「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」がそれ。ポタラ宮殿や歴代ダライ・ラマの夏の離宮ノルブリンカ、ミンドゥリン宮殿などから全123件の名品が来日。うち36件が国家一級文物なんだとか。

ポスターは、シャル寺蔵の『カーラチャクラ父母仏立像』(14世紀後半)。美しい…。チベット密教を背景に見たこともない、日本初の展覧会です。展示品を見ながら、ハラーに思いを馳せましょうか…。必見!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする