だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

シャリーズとベイシンガー

2009-08-13 21:22:10 | 映画
「モンスター」(03)で、米犯罪史上初の女性連続殺人犯アイリーン・ウォーノスを演じて、アカデミー賞主演女優賞を受賞したシャーリーズ・セロン。ジェームズ・スペイダー主演の「トゥー・デイズ」(96)でデビューした時から、注目していました。

「L.A.コンフィデンシャル」(97)で高級娼婦リンを演じて、助演女優賞を受賞したキム・ベイシンガー。「ネバーセイ・ネバーアゲイン」(83)でボンドガールを演じ、「ナインハーフ」(85)で美しさを見せつけました。

1975年生まれのシャーリーズと、1953年生まれのキム。ブロンド美人の2人ですが、演技力もオスカー受賞で実証済み。その2人が共演するのが、「あの日、欲望の大地で」(08)です。主演だけでも期待十分なのに、監督がギジェルモ・アリアガ。

脚本家として、「アモーレス・ペロス」(99)「21グラム」(03)「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」(05)「バベル」(06)を生み出し、本作で監督デビューします。もちろん、脚本も。タイトルが示すように、2大女優、体を張っています!

ポートランドの海辺に立つ高級レストランのマネージャーを務めるシルヴィア(シャーリーズ・セロン)は、エレガントな身のこなし、テキパキとした仕事で、顧客からもスタッフからも厚い信頼を得ていました。しかし、彼女は別の顔を持っていたのです。

行きずりの男との安易な関係。まるで自分自身を罰しているかのような…。ある日、シルヴィアの前にカルロス(ホセ・マリア・ヤスピク)という名のメキシコ人が現れます。飛行機事故で瀕死の重傷を負った友人から頼まれたという少女マリア(テッサ・イア)を連れて。

蘇るかつてマリアーナと呼ばれていた10代の頃。ニューメキシコ州の国境の町でトレラー暮らし。病気の母ジーナ(キム・ベイシンガー)の代わりに父親(ブレット・カレン)と3人の兄弟の面倒を見ていたのは、マリアーナ(ジェニファー・ローレンス)でした。

果たして、12年前のあの日、あの大地で何が起きたというのでしょうか。そして現在の彼女に、起きようとしていることは?ちなみにこれが映画デビューのジェニファー・ローレンスは、ヴェネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞。

製作総指揮を務めるセロンを始め、女優に期待。ヨアキム・デ・アルメイダも出てるけど。
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