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キャメロンと小さな女優たち

2009-08-23 20:56:50 | 映画
「フェイシズ」(68)「チャイニーズ・ブッキーを殺した男」(76)「オープニング・ナイト」(78)などの監督、ジョン・カサヴェテス(89年死去)。監督の「こわれゆく女」(74)「グロリア」(80)などに主演した、妻で女優のジーナ・ローランズ。

息子のニック・カサヴェテスは映画俳優として活躍し、その後母のジーナを主演にした「ミルドレッド」(96)で監督デビュー(脚本も)。父の残した脚本を、ショーン・ペンとロビン・ライト・ペン夫妻を主演にした「シーズ・ソー・ラヴリー」(87)もあります。

監督作だけ列挙すると、「ジョンQー最後の決断ー」(02)「きみに読む物語」(04)「アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン」(06未)。ジョニー・デップの「ブロウ」(01)の脚本も書いていて、ホント、才能豊か。

ちなみに妹のゾーイ・カサヴェテスも「ブロークン・イングリッシュ」(07)で、監督デビューしたばかり。彼女の次回作も楽しみですが、お兄さんの方はもうすぐ公開。それが「私の中のあなた」(09)。原作はジョディ・ピコーの同名小説。

脚本は、ニックと「きみに読む物語」のジェレミー・レヴェン。母サラ・フィッツジェラルド(キャメロン・ディアス)と父ブライアン(ジェイソン・パトリック)には、2人の娘がいます。姉のケイト(ソフィア・ヴァジリーヴァ)と妹のアナ(アビゲイル・ブレスリン)。

ケイトは白血病に罹っていて、11歳のアナは彼女に臓器を提供するドナーとして生まれて来ました。生まれた時から、体のあちこちを切り刻まれてきたアナ…。ケイトには生きていて欲しい…、でも手術はもうイヤ!と、アナはある行動を起こします。

アナは両親を訴えたのです。自分を守りたいと言うアナの弁護士は、キャンベル・アレクザンダー(アレック・ボールドウィン)。そしてアナの本意とは?他に、デ・サルヴォ判事役でジョーン・キューザックが共演。

キャメロン・ディアスは、今回初の母親役に挑戦。ケイト役のソフィアも、ディアスも実際に髪を剃っての熱演。内容の重さとは逆に、この映画でも女優たちに期待です!
コメント
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