だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

なりたい自分になろう!

2009-12-21 22:44:37 | 映画
来年は2010年。思えば、“Y2K問題”(プログラム上で年数を表す西暦の下2桁で、2000年を1900年とみなし誤作動すると言われた問題)あれから、10年になろうとしているんですね。なにもなかったけど…。

近未来と呼ばれるのが一体いつのことなのかはわからないけど、映画ではよく登場します。遠くないその未来は、病気も貧困もなく、人間は苦労することなく暮らせる理想の社会。一見すると金持ちだけが得する社会のように見えますが…。

たとえばアニメ「ウォーリー」(08)では、ゴミだらけの地球から逃げ出した人類は巨大宇宙船で暮らし、すべてをAUTO(オート)に任せています。人間たちは、なんにもしないのでかなりメタボ…。

マイケル・ベイ監督「アイランド」(05)では、大気汚染から完璧に守られた管理社会で暮らす人々の物語。実はある目的のためのクローンなのですが…。近未来のSF映画では、人間の身代わりが描かれることがあります。

サロゲート」(09)で描かれる近未来では、自分の身代わりを務めてくれるのはロボット。原作は、ロバート・ヴェンディティとブレット・ウェルデルのグラフィックコミック。監督は、「ターミネーター3」(08)のジョナサン・モストウ。

近未来。人類は快適な自宅にいたまま、自分を遠隔操作します。VSI社が開発した“サロゲート”と呼ばれる身代わりロボットに、すべての社会生活を代行させていたのです。突然のアクシデントも犯罪も自分には及ばないというわけ。

さらに自分自身を理想的な人間に変えることも可能。顔も体も性別、声までも…。そんな安全で自由なサロゲート・ライフに、あってはならない事件が起こります。ある深夜、クラブの前で青年と若い女性が殺されてしまいます。

2人は眼球を破壊され、IDチップも黒こげになっていました。FBI捜査官のグリアー(ブルース・ウィリス)と、パートナーのジェニファー・ピータース(ラダ・ミッチェル)は、女性のサロゲートの持ち主宅を訪れます。

そこにいたのは、目から血を流して死んでいた太った男。サロゲートが破壊され、その持ち主まで殺されるという事件がとうとう起こったのです!果たして、なにが起きたのか?他に、グリアーの妻マギーにロザムンド・パイク。

サロゲートの生みの親キャンター博士にジェームズ・クロムウェル、そして事件の予言者にヴィング・レイムス。よくある世界だけど、今度はどんなの?一応見ます。
コメント
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