だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

どのルノワールがお好き?

2009-12-28 22:23:19 | 展覧会
日本人が大好きな印象派。代表する画家には、『草上の昼食』(1862~63)や『オランピア』(1863)のエドゥアール・マネ。『舞台のバレエ稽古』(11874年頃)や『踊りの花形』(1878年頃)など踊り子を描いたエドガー・ドガ。

『睡蓮』や『アルジャントゥイユ』シリーズで有名なクロード・モネ。『パリのポン・ヌフ』(1902)のカミーユ・ピサロ。『舞踏会にて(扇を持つ女性)』(1875)のベルト・モリゾ。『パリの通り、雨(パリの街角、雨)』(1877)のギュスターヴ・カイユボット。

『リンゴとオレンジ』(1895~1900)や『女性大水浴図』(1898~1906)のポール・セザンヌ。『タヒチの女たち』(1891)のポール・ゴーギャン。『ひまわり』や『アイリス』シリーズのフィンセント・ファン・ゴッホ。

そして、ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841年2月25日~1919年12月3日)代表作には、『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場』(1876)や『ぶらんこ』(1876)などたくさん!それぞれお好みがあるでしょう。

ルノワールの作品には風景画や静物(花など)もありますが、やっぱり人物画ですね。特に豊満な裸婦像は有名。晩年の1890年代には体調を崩し、車イス生活を余儀なくされましたが、痛みに耐えながら78歳の最後まで描き続けました。

ルノワールの作品、約80点を集めた展覧会が開催されます。国立新美術館の「ルノワール~伝統と革新」がそれ。“絵画の伝統を踏まえながらも常に新たな表現を模索し続け、近代絵画史に大きな足跡を残した偉大な革新者”だったのです。

ポスターは、『団扇を持つ若い女』(1879~80年頃)。女性も素晴らしいですが、後ろの菊の花が見事!他に『アンリオ夫人』(1876年頃)、『ブージヴァルのダンス』(1883)、『縫物をする若い女』(1879)、『泉』(1910年頃)

『レースの帽子の少女』(1891)、『アネモネ』(1889~90)、『湖畔の風景』(1889年頃)など。ボストン美術館、ワシントン・ナショナル・ギャラリー、シカゴ美術館、オルセー美術館、ポーラ美術館など、世界中から集まったルノワール作品。

2010年は、ルノワールから見ましょうか!
コメント
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