だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

どうなる?市民のための美術館

2010-06-27 21:08:38 | 映画
オランダに誕生した画家には、レンブラント・ファン・レイン、ヨハネス・フェルメール、フィンセント・ファン・ゴッホ、フランス・ハルス、ヤン・ステーン、ヤーコプ・ファン・ロイスダール、ピーテル・デ・ホーホ、ヤン・ファン・ホーイェン

他にも、MC・フィッシャーことマウリッツ・コルネリス・エッシャーやピエト・モンドリアンも。ああ~、憧れのオランダ。絵画を見にぜひ行ってみたい国。これだけの画家が生まれたオランダには、美術館もいっぱい。

アムステルダムにある“ゴッホ美術館”には、ゴッホの作品を中心に収蔵。初期の作品『ジャガイモを食べる人々』や『種まく人』『黄色い家』『カラスのいる麦畑』など。個別には見たことがあるけど、一気に見れるぅ~。

ハーグにある“マウリッツハイス美術館”には、フェルメールの『デルフトの眺望』や『真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)』が。レンブラントの『テュルプ博士の解剖学講義』も。素晴らしい。そしてもうひとつ、“アムステルダム国立美術館”。

ここには、レンブラントの『夜警』『自画像』、フェルメールの『牛乳を注ぐ女』『手紙を読む青衣の女』、フランス・ハルスの『陽気な酒飲み』、ピーテル・デ・ホーホの『配膳室の女と子ども』などなど。ため息。

この美術館、2004年から08年にかけて大規模な改修工事が行われました。というか、まだやっているんです。ええっ、知らなかった…。工事ってそんなに大変なの?二転三転する様子を描いたドキュメンタリー映画が公開されます。

ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」(08)です。監督はオランダ出身で、TVドキュメンタリーでホロコーストを扱い、高い評価を得た女性監督ウケ・ホーヘンダイク。4年以上にわたる取材は、工事関係者400人にも及んだそうな。

2009年山形国際ドキュメンタリー映画祭コンペティション部門正式出品。2010年モントリオール国際芸術映画祭審査員賞受賞。美術館長、学芸員、建築家、警備員、そして市民、地元委員会…、果たして美術館の運命は?

一応、2013年再オープンとされていますが?監督は、現在続編を撮っているそうですよ。いつまで続く、この騒動?見届けましょう。
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