だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

端っこは危ないです。

2011-12-20 22:36:53 | 映画
建物の壁面から突き出ている水平の出っ張りのことを、レッジと言います。「ザ・レッジ ‐12時の死刑台‐」(11)のポスターのように。なぜ、男はあんな危なっかしい所に立っているのでしょう?

高層ビルから今にも飛び降りようとする男の名は、ギャビン(チャーリー・ハナム)。通報を受け、駆け付けたのはホリス刑事(テレンス・ハワード)でした。彼は窓から身を乗り出し、説得します。

しかし、『自分の意志ではないが、僕はここから飛び降りなければならない。自分がやらなければ、他の誰かが死んでしまう…』と語るギャビン。いったい何が起きているのでしょう?

オープニングからグイグイ観客を引き込むストーリーを書いたのは、監督も務めるマシュー・チャップマン。脚本家としてアラン・J・パクラ監督、ケヴィン・クライン主演「隣人」(92)

リチャード・ラッシュ監督、ブルース・ウィリス主演「薔薇の素顔」(94)やゲイリー・フレダー監督、ジョン・キューザック主演「ニューオーリンズ・トライアル」(03)などをヒットさせています。

久々の監督作「ザ・レッジ」は、冒頭のギャビンの告白で進められていきます。ホテルで働くギャビンは、自宅から仕事場に向かうバスの中で同じアパートに住むシェーナ(リヴ・タイラー)を見かけます。

改めて見つめていると、今まで気づかなかった美しさに目を奪われていました。声もかけられず、職場についてしまうギャビン。ところが、シェーナが新人として職場にやって来ます。

シェーナにはジョー(パトリック・ウィルソン)という夫がいたのですが、2人は徐々に親しくなり、お互いに意識し始めます。2人の関係を疑うジョー。やがてギャビンとシェーナは、一線を越えてしまいます。

果たして、どのようにしてギャビンはレッジに立つことになったのか?ホリス刑事は彼を止められるのか?知りたい!ギャビンを演じるチャーリー・ハナムは、「フーリガン」(05)で主演。

パトリック・ウィルソンは「インシディアス」(10)で怖がらせてくれたばかり。テレンス・ハワードは「アウェイク」(07)の医師役でゾッとさせてくれたばかり。リヴはどうかしら?
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