だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

副作用は、怖い…

2013-08-03 14:39:13 | 映画
風邪薬を飲んで、体に発疹ができたことがあります。この場合は、薬の服用を止めれば大丈夫。スギ花粉症なのでアレルギー薬を飲みますが、薬によっては眠くなる場合もありますね。

買薬より医師に診てもらってからの処方薬を飲むことが多いので、今では滅多にそうした副作用はありません。副作用は英語で、SIDE EFFECT(サイド・エフェクト)と言います。

スティーヴン・ソダーバーグ監督最新作は、その「サイド・エフェクト」(13)。ウォール街のエリート金融マン、マーティン・テイラー(チャニング・テイタム)と結婚したエミリー(ルーニー・マーラ)。

しかし結婚式直後、マーティンはインサイダー取引で逮捕。4年後、2人はNYのアパートで生活をスタートさせます。そんな時、エミリーは地下駐車場で事故を起こしてしまいます。

幸い軽傷でしたが、担当した精神科医ジョナサン・バンクス(ジュード・ロウ)は、エミリーが自殺を図ったのではないかと疑います。エミリーは、かつてうつ病と診断されていたのです。

抗うつ薬を処方され、カウンセリングを受けることを条件に退院したエミリー。しかし、地下鉄で再び自殺未遂を起こします。心配したバンクスは、エミリーのかつての担当医に相談。

ヴィクトリア・シーバート博士(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)から、エミリーが睡眠障害や吐き気など薬の副作用に悩んでいたことを聞きます。そして、本人の了解も得て新薬を投与することに。

“アブリクサ”を飲んで、たちまち改善する病状。ところがそれから間もなく、マーティンの変わり果てた刺殺体が自宅の廊下で発見されたのです!いったい何が?果たして、副作用とは?

薬は全く飲まないという人以外、必ずそこにある脅威。サプリメントだから安心…なんて思っていませんか?薬好き(?)なので、大いに気をつけたいと思います、は~い。

ところでソダーバーグ監督は、本作をもって劇場映画の監督を引退するとのこと。理由は『監督を辞めて、画家になりたい』から。しかし、ダメだったらまた監督に復帰とも語っています。うむ。
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