だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

そうだ、京都(平成館)へ行こう。

2013-09-20 19:44:43 | 展覧会
京都はお好きですか?TVのCMにもあるように、急に行きたくなる日本を代表する都市です。四季折々に素晴らしい風景を見せてくれますね。…といっても、ずっと昔出かけたきりでご無沙汰。

京都には、古都京都の神社仏閣や文化財、それらを収蔵、展示する博物館などの他、祭事があります。もう、観光名所は数限りなくある感じです。有名な文化財には、清水寺、護国寺…

仁和寺、平等院、西本願寺、龍安寺、天龍寺、鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、西芳寺(苔寺)、二条城、京都御所、平安神宮、八坂神社、三千院、嵐山…などなど。書き切れません。

古い歴史があり、その歴史の分、見るものがたくさんあります。しかし建物の中に存在し、普通の絵画のように持ち運ぶことはなかなか難しい…。1番良いのはお出かけすること。

東京はそういう点では恵まれていて、いろいろな展覧会が開催されます。ところで、京都は中国王朝の都となった洛陽に因み、京洛、洛中、洛陽などと言われました。聞いたことあり。

そんな京都を堪能できる展覧会が、上野の東京国立博物館平成館で開催の「特別展 京都 ー洛中洛外図と障壁画の美」。本展のみどころは、『洛中洛外図屏風』(全7件)の展示です。

国宝、重要文化財指定の『洛中洛外図屏風』には、狩野永徳筆『上杉本』、岩佐又兵衛筆『舟木本』、『歴博甲本』、『歴博乙本』、『福岡市博本』、『勝興寺本』、『池田本』があります。

全部が揃って展示されるのは、もちろん初めてとのこと。ふむ。さらに『舟木本』は、4m×4mのスクリーン4基を使って高精細画像で拡大投影。そうですよね~、見えないんですよね~。

細かい描写の作品は、混雑する会場ではじっくり見ることは叶いません。絵画なら、少し待てば位置をずらすなりして見ることができますが、作品保護のためのケースの中は、よく見えません。

京都を紹介する本展は、まだまだみどころがたくさんあります。会期中の展示替えもあるそうなので、見たい作品はサイトでチェックしてお見逃しなく。なにより、京都、行きたいですね。
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