だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

耽美しましょう。

2013-12-07 21:44:49 | 展覧会
今年も素晴らしい展覧会を見ることができて、本当にラッキーでした。「エル・グレコ展」に始まって、『天才でごめんなさい』の「会田誠展」、「ルーベンス展」や「ラファエロ展」

「プーシキン美術館展」 「アントニオ・ロペス展」 「谷文晁展」 「レオナール・フジタ展」 「トスカーナと近代絵画展」 「カイユボット展」などの他、区展や会展、企画展などにもお出かけ。

猫好きなので「岩合光昭写真展 ねこ」も見ました。日本にいながら世界中の美術館や画家の作品を見ることができて、本当に幸せです。千代田区丸の内にある“三菱一号館美術館

ここは丸の内初の洋風貸事務所として、1894年(明治27年)に建てられました。英国人建築家ジョサイア・コンドル氏が設計。当時は三菱合資会社の銀行部が入っていたそう。

老朽化のため1968年(昭和48年)年、解体。2010年(平成22年)春、三菱地所が“三菱一号館美術館”として再建。レンガ造りで中庭があり、花や樹木が訪れる人を迎えてくれます。

今年は、「奇跡のクラーク・コレクション」を見に行きました。2014年新春の展覧会は、「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900」です。わぁ~、きれい!耽美…。

ところでタイトルの“唯美主義”は、“耽美主義”のこと。“審美主義”とも同じです。絵画では、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ、フレデリック・レイトン、オーブリー・ビアズリーなど。

本展では、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館などの英国の主要な美術館、博物館の所蔵品を中心に、絵画、素描、家具、工芸、宝飾品など、約150点が来日、展示されます。すごい!

ロセッティ(1828~1882年)は、イギリスの詩人でラファエル前派の画家。彼の作品のモデルは、妻エリザベス・シダルと装飾芸術家のウィリアム・モリスの妻ジェーン・バーデンの2人。

印象的ですよね!ビアズリー(1872~1898年)も、イギリスのイラストレーター、詩人、小説家。白黒のペン画で有名ですが、結核のため25歳で死去。ああっ~、英国唯美主義!ぜひ!
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