今年2月9日に亡くなった高野悦子さん(1929年5月29日旧満州大石橋出身)は、千代田区神田神保町にある岩波ホールの総支配人として知られています。現在は、姪の岩波律子氏。
岩波ホールと言えば“エキプ・ド・シネマ”が有名。フランス語で“映画の仲間”という意味で、1)日本では上映されることの少ないアジア・アフリカ・中南米など、欧米以外の国々の名作の紹介。
2)欧米の映画でも、大手興行会社が取り上げない名作の上映。3)映画史上の名作でも、何らかの理由で日本で上映されなかったもの、またカットされ不完全な形で上映されたもの。
4)日本映画の名作を世に出す手伝い。…この4つを目標として作品の上映を続けています。1974年2月第1回作品は、サタジット・レイ監督のインド映画「大樹のうた」(58)でした。
また、日本で初めて各回完全入れ替え制、定員制を実施し、予告編上映の際に企業コマーシャルを流さない、予告された上映期間の途中打ち切りを行わない…など夢のような上映システムを実施。
特に上映期間に関しては、最近のシネコンでの上映には困惑もの。期間も時間もめちゃくちゃ。現実にネットで調べて行っても時間が変わっていたりは、よくあること。昔は良かった…。
前置きが長くなりましたが、岩波ホール正月第2弾は、マノエル・デ・オリヴェイラ監督「家族の灯り」(12)です。原作戯曲は、ラウル・ブランダン。ところで監督は、今年105歳!
1908年12月11日、ポルトガルのポルト県ポルト出身。すごい。ヨーロッパの小さな港町で、帳簿係として働くジェボ(マイケル・ロンズデール)は、妻ドロテイア(クラウディア・カルディナーレ)
息子の妻ソフィア(レオノール・シルヴェイラ)と3人で暮らしていました。そんなある日、8年前に失踪した息子ジョアン(リカルド・トレパ)が突然戻り、すべてが変わっていくのでした。
小さな家族の静かな物語。他にジャンヌ・モロー、ルイス・ミゲル・シントラ共演。「ジャッカルの日」(79)のロンズデール、「山猫」(63)のカルディナーレ。懐かしすぎます。
岩波ホールと言えば“エキプ・ド・シネマ”が有名。フランス語で“映画の仲間”という意味で、1)日本では上映されることの少ないアジア・アフリカ・中南米など、欧米以外の国々の名作の紹介。
2)欧米の映画でも、大手興行会社が取り上げない名作の上映。3)映画史上の名作でも、何らかの理由で日本で上映されなかったもの、またカットされ不完全な形で上映されたもの。
4)日本映画の名作を世に出す手伝い。…この4つを目標として作品の上映を続けています。1974年2月第1回作品は、サタジット・レイ監督のインド映画「大樹のうた」(58)でした。
また、日本で初めて各回完全入れ替え制、定員制を実施し、予告編上映の際に企業コマーシャルを流さない、予告された上映期間の途中打ち切りを行わない…など夢のような上映システムを実施。
特に上映期間に関しては、最近のシネコンでの上映には困惑もの。期間も時間もめちゃくちゃ。現実にネットで調べて行っても時間が変わっていたりは、よくあること。昔は良かった…。
前置きが長くなりましたが、岩波ホール正月第2弾は、マノエル・デ・オリヴェイラ監督「家族の灯り」(12)です。原作戯曲は、ラウル・ブランダン。ところで監督は、今年105歳!
1908年12月11日、ポルトガルのポルト県ポルト出身。すごい。ヨーロッパの小さな港町で、帳簿係として働くジェボ(マイケル・ロンズデール)は、妻ドロテイア(クラウディア・カルディナーレ)
息子の妻ソフィア(レオノール・シルヴェイラ)と3人で暮らしていました。そんなある日、8年前に失踪した息子ジョアン(リカルド・トレパ)が突然戻り、すべてが変わっていくのでした。
小さな家族の静かな物語。他にジャンヌ・モロー、ルイス・ミゲル・シントラ共演。「ジャッカルの日」(79)のロンズデール、「山猫」(63)のカルディナーレ。懐かしすぎます。