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グザヴィエ・ドラン監督、2作目も公開!

2013-12-27 20:47:29 | 映画
「わたしはロランス」(12)ですっかり魅了されてしまった、グザヴィエ・ドラン監督。主演はメルヴィル・プポーとスザンヌ・クレマン。フランスのセザール賞で外国映画賞にノミネートされました。

この作品でも、監督の他、脚本、編集、衣装を担当。本当に若くして才能に恵まれたドラン監督。日本でも高く評価された監督のデビュー作「マイ・マザー」(09)が、急遽公開されました。

監督、製作、脚本、主演も果たしたデビュー作。1989年3月20日カナダのモントリオール出身の19歳。それだけでもすごいことなのに、監督2作目の「胸騒ぎの恋人」(10)も公開決定!

この作品では、脚本、製作総指揮、編集、監督、出演。2作連続公開したのは、渋谷のUPLINK。うれしいです。最近、どんどん個性的なミニシアターが閉館する中、がんばってます。

フランシス(グザヴィエ・ドラン)は、ゲイ。マリー(モニア・ショクリ)は、ストレート。姉と弟のような親友同士の2人は、あるパーティで美青年ニコラ(ニールス・シュナイダー)と出会います。

口では興味のないふりをしても、実は2人ともニコラに一目惚れ。3人で遊ぶことが増えて、想いを募らせていきます。やがてフランシスとマリーは、お互いの内心を探るため悪口を言う始末。

一方のニコラは、2人に対し思わせぶりな態度を取ります。果たして、ニコラの本心は?フランシスとマリーの恋の行方は?2作目にしてドラン監督の思いが詰まった作品に仕上がっています。

ポップなカラーアート、ヴィンテージの服、クラシックな音楽…と聞いただけでワクワクします。本作の監督時は、20歳でした。ゲイを公言している監督の、なんと若くハンサムなこと。

俳優だけでも十分やっていけるのに、自分が作りたい作品を自分で作ることができるなんて最高ですね。「わたしはロランス」の後に4作目「トム・アット・ザ・ファーム」(13未)があります。

脚本、製作、監督、出演。未公開で終わらせずに、ぜひとも劇場公開して欲しいですね。でも劇場に見に行けない方には、DVD、レンタルという方法もあります。もう少しの我慢です。
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