だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

投げた石の先に…

2016-11-18 21:54:26 | 映画
ポール・ボガート監督「トーチソング・トリロジー」(88)、ステファン・エリオット監督「プリシラ」(94)、ニール・ジョーダン監督「プルートで朝食を」(05)

ガス・ヴァン・サント監督「ミルク」(08)など、たくさんのLGBTの映画があります。その多くは当事者たちの苦難を描いています。すべての人に…

理解されているわけではなかったですから。あの人気TVシリーズ「glee/グリー」(09~15)でも、そんな登場人物やエピソードがいっぱいでした。

ローランド・エメリッヒ監督「ストーンウォール」(15)は、NYでのゲイ解放運動の原点となった事件『ストーンウォ-ルの反乱』をベースにしています。

インディアナ州から、ニューヨークのグリニッジ・ビレッジ、クリストファー・ストリートへやって来た、ダニー・ウィンターズ(ジェレミー・アーヴァイン)。

自分がゲイであることを知られ、両親から見放され、恋人のジョー(カール・グラスマン)にも裏切られたダニーは、ゲイのレイ(ジョニー・ボーシャン)と出会います。

美しさを武器に体を売って暮らすゲイのギャングを率いるレイは、ダニーを彼らの部屋に住まわせます。たくましく生きる仲間たちを得る、ダニー。

政治活動家のトレバー(ジョナサン・リース・マイヤーズ)とも出会い、セクシュアル・マイノリティに対する迫害と差別を目の当たりにします。

ある日、彼らが常連として通うバー<ストーンウォール・イン>に警察の捜査が入り、ダニーやレイたちの怒りと不満が爆発!初めて警察に立ち向かうのでした。

歴史を変える暴動とは、果たして?スティーヴン・スピルバーグ監督「戦火の馬」(11)でデビューした、ジェレミー・アーヴァイン。ぜひ見ましょう。
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