頑固爺さんの幸せ

問題です。スライとシュワちゃん主演「大脱出」（１３）のミカエル・ハフストローム、「チャイルド４４ 森に消えた子供たち」（１４）のダニエル・エスピノーサ、

「マダム・マロリーと魔法のスパイス」（１４）のラッセ・ハルストレム、「さよなら、人類」（１４）のロイ・アンダーソン。そして巨匠イングマール・ベルイマン。

彼らは、どこの国出身の映画監督でしょう？映画ファンには、ベルイマンの名前で分かってしまいますね。そう、スウェーデンですね。

公開された作品はアメリカ映画が多く、スウェーデン人監督だとはわかりにくいかも。では、ハンネス・ホルム監督は？知りませんでした。

１９６２年１１月２６日スウェーデンのリーディンゲ出身。「シンプル・シモン」（１０）のビル・スカルスガルド主演「青空の背後」（１０未）もそう。

日本での劇場公開作品が登場します。（映画祭以外で）ハンネス・ホルム監督「幸せなひとりぼっち」（１５）です。愛する妻に先立たれ、失意のどん底の…

オーヴェ（ロルフ・ラッスゴード）は５９歳。１人で生きていくことに希望もなく、哀しみにくれていました。さらに鉄道局職員として、４３年間働いていましたが…

突然クビを宣告されます。孤独に耐え切れなくなったオーヴェは、自宅の天井にロープをかけ、首つり自殺を図るのですが失敗。かつて町内の自治会長を…

務めたこともあり規律に厳しく気難しいオーヴェ。そんな彼が住む向かいのテラスハウスへ、パルヴァネ一家が引っ越して来ると、彼の日常は一変。

次々に厄介事を持ち込んで来る一家をののしるオーヴェでしたが、やがて心を開いていくのです。果たして？世界中、頑固爺さんは同じですね。