だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

1960年5月11日、アルゼンチンで…

2016-11-30 20:38:20 | 映画
ポール・アンドリュー・ウィリアムズ監督「アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち」(15)を見た方は、たぶんマルガレーテ・フォン・トロッタ監督のドイツ映画…

「ハンナ・アーレント」(12)もご覧になっているかも。共通するのは、ユダヤ人絶滅計画を指揮したナチスドイツの親衛隊将校、アドルフ・アイヒマン。

「アイヒマン・ショー」は、1961年イスラエルで開かれた<アイヒマン裁判>をTV放映を実現させた男たちの物語。一方の「ハンナ・アーレント」は…

ホロコーストを生き延びたユダヤ人哲学者アーレントが裁判に立ち会い、その傍聴記を発表し、ユダヤ人社会からの激しいバッシングを受けるというお話。

いずれも実話を元にした作品で、見応えがあります。もし未見なら、ぜひ。そのアイヒマンですが、長年の逃亡生活からいかにして拘束されたか、描いたのが…

ラース・クラウメ監督「アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男」(16)です。1950年代後半、ドイツのフランクフルト。ナチス戦犯の告発に執念を燃やす…

検事長のフリッツ・バウアー(ブルクハルト・クラウスナー)の元に、逃亡中のナチス親衛隊中佐アイヒマンがアルゼンチンに潜伏しているという手紙が届きます。

アイヒマンの罪をドイツの法廷で裁くため、国家反逆罪に問われかねない危険も顧みず、極秘情報をモサド<イスラエル諜報特務庁>に提供するのでした。

しかし、バウアーはドイツ国内のナチス残党による妨害や圧力を受け、孤立無援に。果たして?主演のクラウスナーは、「ベルリン、僕らの革命」(04)

「白いリボン」(09)、「コッホ先生と僕らの革命」(11)、「パリよ、永遠に」(14)、「ヒトラー暗殺、13分の誤算」(15)などに出演の名優。ぜひ。
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