マリック監督と６人の女性たち

もうすぐ７３歳になるテレンス・マリック監督。（１９４３年１１月３０日イリノイ州オタワ出身）。１９７３年から２０１２年までの４０年間に監督した作品は…

「地獄の逃避行」（７３未）、「天国の日々」（７８）、「シン・レッド・ライン」（９８）、「ニュー・ワールド」（０５）、「ツリー・オブ・ライフ」（１１）、「トゥ・ザ・ワンダー」（１２）の…

６作品のみ。（脚本、製作のみの作品は別）非常に寡作な映画監督として知られていますが、ファンにとって、最近はちょっとうれしいかも。

最新作の公開です。脚本も担当した「聖杯たちの騎士」（１５）です。脚本家のリック（クリスチャン・ベイル）は、ハリウッド映画の脚本執筆を引き受け…

成功を手にします。しかし豪勢な日々を送ることで華やかな生活に溺れ、自分を見失っていくのでした。彼は心の奥底の怯えや虚無感を払拭できず…

自分が進むべき道を求め、彷徨っていました。そんな彼が、巡り合った６人の女性たち。ナンシー（ケイト・ブランシェット）、エリザベス（ナタリー・ポートマン）

デラ（イモージェン・プーツ）、カレン（テリーサ・パーマー）、ヘレン（フリーダ・ピント）、イザベル（イザベル・ルーカス）。果たして、彼女たちとの過去とは？

他にブライアン・デネヒー、アントニオ・バンデラス、ウェス・ベントリー、チェリー・ジョーンズ、アーミン・ミューラー＝スタール、デイン・デハーン、

ジョエル・キナマン、ジェイソン・クラーク、ライアン・オニール、マイケル・ウィンコット…とすごいキャストが勢揃い。みんな、マリック作品に出たいんですね。

ちなみにタイトルの「聖杯たちの騎士」には、タロットカードの『カップの騎士』に通じ、『愛』 『願い』 『チャンス』などの意味もあるそうです。深そう～。