だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

7年、待ちました。

2006-04-15 21:25:00 | 映画
ハンサムなのに映画界の暴れん坊、わがまま坊主、手がかかる、監督ともめる、暴力を振るう、などなぜか悪い評判ばかり聞こえてくる…、えっ、ラッセル・クロウ!?確かに。暴力を振るうのはそうかも。しかし、今日はコリン・ファレル。

誤解のないようにあらかじめ言っておきますが、私はラッセル・クロウもコリン・ファレルも大~好き!ファンと言ってはばかりません!公開作はもちろん馳せ参じて見に行くし、DVDも必ず購入。ファンで~す♪

「アレキサンダー」に続くコリン・ファレルの新作は、「ニュー・ワールド」 しかも監督が、あのテレンス・マリックです!1973年の「地獄の逃避行」(未)から本作までの33年間に監督した作品は、「天国の日々」(78)「シン・レッド・ライン」(98)のたった3本。この間、なんと20年のブランク!

他に脚本や製作に関わった作品も4本ほどありますが、本当に少ない。前作からでも、7年も間があります。しかし、映画ファンはテレンス・マリックの名前を忘れることはありません!新作を心待ちしているのです。本当に待ちましたぁ~。

ディズニーアニメにもなった“ポカホンタス”。そうなのです!「ニュー・ワールド」は、ジョン・スミスとポカホンタスの愛の物語なのです。1607年イギリスから出航し、長い航海の末、ようやく新大陸アメリカにやって来た冒険家のジョン・スミス。

ネイティブ・アメリカンの王の娘、ポカホンタス(クオリアンカ・キルヒャー、なんと15歳)とスミスは、お互いに惹かれ合うものの、それは許されるはずのない恋。自分たちの生活を守ろうとする者と、新世界を開発しようとする者。やがて、対立は闘いへと進んで行きます。

さまざまな障害が起こり、ふたりの愛は引き裂かれます。スミスは溺死したことにして、帰国。失意のポカホンタスは、やさしく慰めてくれたジョン・ウルフ(クリスチャン・ベール)と結婚。ところが、スミスがロンドンで生きていることを知るのです。密かに再会を期待して、海を渡ることに…

マリック監督は、初めからコリン・ファレルを考えていたそうです。さすがに、見る目がありますね!ファレルは「アレキサンダー」でもそうでしたが、目や表情で微妙な感情を表すことができるのです。もう~ホレボレ。

他のキャストは、クリストファー・プラマー、オーガスト・シェレンバーグ(「フリー・ウィリー」)、ウェス・ステューディ(「ジェロニモ」)、デヴィッド・シューリス、ジョン・サヴェージ、ノア・テイラー、ベン・チャップリン、ジョナサン・プライスといった演技派の面々。

コリン・ファレルで見るか、テレンス・マリックで見るか。両方だな、ファンだから!
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ポンペイ、西暦79年8月24日

2006-04-14 21:48:44 | 展覧会
1960年の映画「ポンペイ最後の日」、ご覧になりましたか?私はリアルタイムでは見ていませんが、TV放映で見ました。あいにく、いつだったかは覚えていませんが…。イタリア・スペイン・モナコ・西ドイツ合作映画。監督は、マリオ・ボンナルド。脚本の1人に、セルジオ・レオーネの名前がありました。主演は、スティーヴ・リーヴスとクリスティーネ・カウフマン。

セルジオ・レオーネは、初期の頃、歴史劇の大作に脚本や監督として関わってきました。やがて「荒野の用心棒」や「夕陽のガンマン」などの、いわゆるマカロニ・ウエスタン(命名者は淀川長治氏)のヒット作を生み出しました。ちなみ英米伊では、スパゲッティ・ウェスタンなんですよ。

この映画を見て以来、私にとってポンペイといえば、「ポンペイ最後の日」となってしまいました。ポンペイは、イタリア・ナポリ近郊にあった都市国家。西暦79年8月24日、ヴェスヴィオ火山が大噴火!火砕流等でポンペイ市を埋没させました。ヴェスヴィオ火山は、その後も何度も噴火を続けています。

18世紀になって発掘が始まり、1997年には世界遺産に登録。多くの観光客に、有料で一般公開されています。現地まで行けない方のために、渋谷のザ・ミュージアムでは、「ポンペイの輝き」が、開催されます。

19時間にわたって降り注いだ火山灰は、夏の太陽を隠してしまうほど。暗闇を逃げ惑う人々は、持てる限りの財産を持って、しかし高熱ガスで窒息死。その上に火山灰が降り積もります。展示品は、噴火によって埋もれてしまったポンペイの暮らしを私たちに垣間見せてくれます。

ポンペイとはなんだったのか、火山の噴火とはどんなものだったのか、400点あまりの展示品を通して、想像してみましょう!
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やがて来る日

2006-04-13 21:46:28 | 映画
最近、私の周りの知人にはなぜかご不幸が続出。幸いにも私自身には今年はまだ、おひとり…。人間ですもの、いつかはその日がやって来ます。しかし、分かっていてもつらいものですね。大好きな映画の中では、フィクションとして描かれる“死”。

映画の中の話では、「ブロークバック・マウンテン」のジャックの死が、胸を突きました。あまりにさりげなくて…でも、予想していただけに苦しかったです。

余命3ヶ月。あなたには何が残せますか?…そう問いかける映画。「ぼくを葬る」がやって来ます。監督は、フランソワ・オゾン。1967年11月25日パリ生まれ。オゾン監督の作品には…
「アクション、ヴェリテ」(94)「小さな死」(95)
「サマードレス」(96)「ベッドタイム・ストーリーズ」(97)
「X2000」「ホームドラマ」(98)「クリミナル・ラヴァーズ」(99)
「まぼろし」(01)「8人の女たち」(02)「スイミング・プール」(03)
「ふたりの5つの分かれ路」(04)  …があります。

フランス映画をあまりたくさん見ることのない私ですが、オゾン監督作品にはチェックを入れています。最新作の「ぼくを葬る」(おくると読みます)は、予告編を見てウルウル。主人公のロマン(メルヴィル・プポー)は、31歳のファッション・フォトグラファー。

ある日撮影中に突然倒れ、診断の結果、末期ガンと分かります。化学療法を拒めば余命3ヶ月。ロマンは、化学療法をやらないことを決めます。あまり仲がうまくいっていない家族には、秘密にすることに。同居していた恋人の青年サシャ(クリスチャン・センゲワルト)にも、突然の別れを。

しかし、唯一自分の状態を打ち明けたのは、祖母のローラ(ジャンヌ・モロー)。若く、“死”など考えもしない人たちには、自分を理解してもらえない…。でも、年老いた祖母は自分と同じ…、つまり“死”を間直にして理解できるから。ロマンは、ローラには心を許し素直になれるのでした。

オゾン監督は「まぼろし」に続いて「ぼくを葬る」を、“死についての3部作”第2章としています。“死”を描くことがタブーになっている今、あえて真正面に据えて描こうとするオゾン監督。映画作りに定評がある上、テーマにも注目。見たい!
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世界8番目の不思議とは?

2006-04-12 21:13:34 | 展覧会
もう、始まっています!急がねばなりません!と言っても、GWは混みますから避けましょうねぇ~。何がって…上野の国立科学博物館で、開催中の「世界遺産 ナスカ展(特別展)」です。もう、行かれた方もいらっしゃるでしょうねぇ~。私も行くぞォ~!!

世界遺産と言えば、ユネスコですね。“国際連合教育科学文化機関”のことで、本部はパリにあります。日本では、“日本ユネスコ協会連盟”がその活動をしています。数ある世界遺産の中でも、南米ペルー南部海岸にある砂漠地帯に描かれた“ナスカの地上絵”は、超有名!

最近は、日本からも多くの観光客が出かけています。(グローバルな日本人!)ナスカの地上絵は、東京ドーム17,000個分もの広さに当たる800㎢に、数々の図形が描かれています。

いったい、いつ、誰が、何の目的で、どうやって描いたのか?古代の地上絵は、1930年アンデス山脈を越えようとした飛行士たちによって、発見されました。大きすぎて、上空からでないと全体像がつかめなかったのですね~。(デカ過ぎ!)

“ハチドリ” “コンドル” “キツネ” “サル” “クモ” “宇宙人?” “クジラ” “イヌ” “木” “長い首のトリ” “9本指の妖精” “オウム” “幾何学図形”など、興味深いものがいっぱい。現地では、セスナ機で上空から見ることができます。証明書も発行してくれます。(行った!見た!って証拠ね)

さて、上野のナスカ展では「第1部・砂漠からのメッセージ」と題し、ナスカの人々の生活を紹介しています。現在に残された土器や置物、織物や装飾品などなど。1番の注目は1300年前の子供のミイラ。

「第2部・地上絵の謎」では、会場内にセットされた巨大スクリーンで、バーチャル・リアルティを体感。セスナに乗って地上絵を見るのです!わくわく!!早く体感した~い♪
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奇跡は起きた!

2006-04-09 21:42:49 | 映画
今年の第78回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品は、「白バラの祈り/ゾフィ・ショル、最期の日々」(ドイツ)「DON'T TELL」(イタリア)「PARADISE NOW」(パレスチナ)「TSOTSI」(南アフリカ)「戦場のアリア」(フランス)の5本。受賞作品は、南アフリカの「TSOTSI」でした。

日本で全部の作品が、見れるかどうかは分かりませんが、「白バラの祈り」は公開済み。そしてフランスの「戦場のアリア」は、これから公開です。2005年のフランス観客動員第1位という、話題作。監督のクリスチャン・カリオンは、1993年にイブ・ビュフトー著の「フランドル地方とアルトア地方の戦い 1914~1918年」という本に出会ったのです。

軍の正式記録にも残っていない「1914年の驚くべきクリスマス」と題された“章”を読み、この物語を映画化することを決心します。しかし、長編はもちろん、短編映画も撮った事のないカリオン。どうにか、撮影にこぎつけたものの資金難や軍の反対など、簡単には行きませんでした。何度か中断し、ようやく完成させました。

第一次大戦下、フランス北部の最前線デルソーではフランスとスコットランドの連合軍と、ドイツ軍との戦争が続いていました。若く愛国心に燃えて、戦地に赴いた兵士たち。しかし、戦況は日に日に悪くなるばかり。

家族や恋人に会いたいと願う気持ちは、敵も見方も同じ。クリスマスには、家に帰りたい…。その夜、奇跡が起きたのです!ドイツ軍の塹壕に、10万本のクリスマス・ツリーが届けられ、スコットランド軍の駐屯所からは、バグパイプの音色。やがて♪聖この夜♪のコーラスが。

この奇跡を起こしたのは、デンマーク人のオペラ・ソプラノ歌手のアナ・ソレンセン(ダイアン・クルーガー)と、夫のテノール歌手ニコラウス・シュプリンク(ベンノ・フュルマン)。

いくら第一次大戦時とはいえ、信じられない出来事。しかし、実話なのです。この奇跡を見ることで、いかに戦争は悲しいものであるか、平和こそみんなが求めるものだと、再認識させてくれるでしょう。

他のキャストは、フランス軍中尉に「ザ・ビーチ」のギョーム・カネ、ドイツ軍中尉に「ラヴェンダーの咲く庭で」のダニエル・ブリュール、戦場の神父役に「リトル・ダンサー」のゲイリー・ルイス。

奇跡も見たいけど、クリスマスの後が知りたい!でしょ?
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かえるとがまのものがたり。

2006-04-08 22:14:33 | 演劇
ブロードウェイ・ミュージカルの来日は、ミュージカルファンの楽しみ♪今年もたくさんの舞台が見れそうですね。しかし、日本のミュージカルだって負けていません!東宝のミュージカル、劇団四季のミュージカル、他にも大中小のカンパニーの舞台が、たくさん上演されます。

フロッグとトード」も、そう。2003年のトニー賞3部門(最優秀作品賞、最優秀オリジナルスコア賞、最優秀脚本賞)にノミネートされたこの作品は、オリジナルがアーノルド・ローベルの絵本なんです!

アーノルド・ローベルは、1933年ロス生まれ(1987年、NYで死去)。代表作に“かえるくん”と“がまくん”の名コンビが活躍する、絵本4部作があります。
  (1)『ふたりはともだち』 (2)『ふたりはいっしょ』
  (3)『ふたりはきょうも』  (4)『ふたりはいつも』

日本でも三木卓訳/文化出版局から翻訳が出版されていますので、読まれた方もいらっしゃるかも!1980年からは、小学校2年生の国語の教科書に採用されています。単なる友情物語ではなく、孤独や残酷な面もしっかり描いていて、大人の読者にも十分楽しめる絵本なのです。

この絵本がミュージカル作品として、ブロードウェイで上演され高く評価されたわけです。日本での公演は、演技派の2人がキャスティング。“かえるくん”ことフロッグには、石丸謙二郎さん。“がまくん”ことトードには、川平慈英さん。

石丸謙二郎さんは、TV朝日の「世界の車窓から」のナレーションが人気ですね。私には、加藤健一事務所の舞台でおなじみ。川平さんはもう、ご紹介の必要がないですね。この2人が主役をつとめるミュージカル。見たいですよねぇ~。

4月公演は、俳優座。5月公演は、博品館劇場。急いでチケットをGETしなくては!!
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ウォシャウスキー兄弟の最新作!

2006-04-07 21:00:53 | 映画
またまたDCコミックの映画化です!しかし、原作は英国の劇画。アラン・ムーア作&デイビッド・ロイド画で、1981年から月刊コミック誌“ウォリアー”で連載開始。その後、26話目で同誌が廃刊。なんと、5年間もの休止後、ようやくシリーズが完結し1989年、DCコミックスから全集が出版されたということです。

ここまでで、タイトルが分かる人はすごい!私はここまで調べましたから…。知らなかった…。映画になった「Vフォー・ヴェンデッタ」については、主演のナタリー・ポートマンが、スキン・ヘッドになったことで知っていました。うむ、「エイリアン3」のシガニー・ウィーバーみたいに。

この作品は監督のジェイムズ・マクティーグが、『政治色の強いスリラー』と呼び、「アルジェの戦い」「華氏451」(66)「ifもしも…」(68)「時計じかけのオレンジ」(71)「1984」(84)を参考にしたとか。うむ、確かに仰るとおり重い…。しかし、好きな映画ばかり!♪

独裁国家となった近未来の英国。幼い時にレジスタンスの両親を失ったイヴィー(ナタリー・ポートマン)は、ある夜、外出禁止時刻を過ぎて歩いていた所を警察に見つかります。実力行使をされそうになった時、マント姿の仮面の男“V”(ヒューゴ・ウィービング←エージェント・スミスだ!)に、助けられます。

その後、逮捕され独房に投獄。厳しい拷問の末、頭を丸刈りに…。しかしイヴィーは、“V”の正体を明かすことはありませんでした!果たして“V”の正体とは?イヴィーの未来は?

脚本のアンディ&ラリー・ウォシャウスキーは、この原作の大ファンで90年代に脚本を書いたものの、「マトリックス」に取り掛かってしまったため映画化を断念。シリーズの終盤に、ジェイムズ・マクティーグ助監督(当時)に依頼。現在に至りました。万歳!

舞台は近未来の某国ですが、実は英国。一党独裁政権、警察国家はサッチャー政権時代の超保守体制をモデルにしているとか。“V”は、その体制を壊すキャラクターなのです。コミックでこんなにも政治色の濃い内容は、稀です。その分、好き嫌いがあるかもしれませんね。

内容の面白さもですが、なにせウォシャウスキー兄弟ですぞ!見なくてはなりません。ニヒルなマスクを1回も外すことのないという、ヒューゴ・ウィービングの名演も見逃せません!共演者も、スティーブン・レイ(←ファン!)とジョン・ハート(「1984」の主役!)と、渋く、ハマりすぎのキャスティング。早く、見たいぞ!
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あったら、いいなぁ~。

2006-04-06 21:00:45 | 映画
英国女優エマ・トンプソン。1959年4月5日ロンドン生まれ、ケンブリッジ大学で英文学を専攻し、ケネス・ブラナー率いるルネッサンス・シアター・カンパニーに参加、という経歴を持っています。89年、ブラナーと結婚しましたが、95年に離婚。映画デビューは、「彼女がステキな理由(わけ)」(89)でした。

この映画は、「ザ・フライ」直後のジェフ・ゴールドブラムを見に行ったので、エマ・トンプソンの方はいまいちの印象。“英国人って感じ”が強くって、しかもあんまり美人ではないので、『ふぅ~ん』でした。今思うと『失礼しました…』です。「ハワーズ・エンド」(92)で、オスカー主演女優賞を獲得し、93年には「日の名残り」「父の祈りを」2本で、主演・助演賞をそれぞれノミネート。おまけに、「いつか晴れた日に」(95)では脚色賞を受賞!才女!!

その後の出演作品は、ジャンルもいろいろ。演技派のレッテルは本物でした。「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(04)では、ビン底メガネのシビル・トレローニー先生を演じてましたっけ。そして最近作は、「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」。う、またまた楽しそうな予感!

原作は、クリスティアナ・ブランド著“ふしぎなマチルダばあや”。私は未読。エマ・トンプソンは、自ら脚本を書き、主演しています。共演は、「ブリジット・ジョーンズの日記」(01・04)シリーズや「秘密のかけら」(05)のコリン・ファース♪ 私は彼の大ファン!(永遠のMr.ダーシーです)

他にも「ヴェラ・ドレイク」(04)のイメルダ・スタウントン、TV「ジェシカおばさんの事件簿」で有名なアンジェラ・ランズベリー、「ゴスフォード・パーク」(01)のデレク・ジャコビ。監督は「ウェイクアップ!ネッド」(98)のカーク・ジョーンズ。こうして見ると英国映画の粋が集まった!って感じ。なにせ「ブリジット・ジョーンズの日記」や「ラブ・アクチュアリー」の“ワーキング・タイトル”の映画ですもん!

1年前に妻を亡くしたブラウン氏。7人もの子供たちの面倒を見てくれる、ナニー(乳母)を探しています。しかし、いたずら好きの子供たちのせいで居ついてくれるナニーがいないのです。散々手を焼いた挙句、新しくやって来たのが、恐ろしい容姿のマクフィーさんでした。

魔法の杖を持つ、ナニー・マクフィー。マクフィーさんの不思議な力で、子供たちは少しづつ成長していくのです。さぁ、私もどんな魔法なのか見に行かねば。うふふ、主な目的はコリンだけど…♪
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氷が溶ける?

2006-04-05 17:25:22 | 映画
20世紀FOXアニメの「アイス・エイジ」(02)は、クリス・ウェッジ監督の氷河期(アイス・エイジ)の地球を舞台にした大ヒットアニメです。ご覧になった?実は私、未見です。なぜ、見なかったんだろう…。たぶん、予告編を見て『いまいち』って、思ったんだろうと思います。

マンモスのマニー(声:レイ・ロマノ)と、ナマケモノのシド(声:ジョン・レグイザモ)と、サーベルタイガーのディエゴ(声:デニス・リアリー)の3匹が、人間の赤ちゃんを家族のもとへ届けるという設定に反発したのかも!? 声の出演には、ジャック・ブラックやTV“ER”コバッチュ先生こと、ゴラン・ヴィシュニックの名前も。

で、大ヒットしましたので続編が作られました。「アイス・エイジ2」(06)で~す。監督はカルロス・サルダーニャに交代。声の出演者は前作と同じ。ゲストには、「女神が家(ウチ)にやってきた」(03)「TAXI NY」(04)のクイーン・ラティファの名前がありました。あっ、私は基本的に“字幕版”で見ます。

約2万年前の地球、温暖化の波が押し寄せ、氷河期(アイス・エイジ)は終わりを迎えようとしていました。谷に住む動物たちは、氷が溶け出して大喜び。緑が現れ、澄んだ水も美しく、子供たちはウォーター・スライドや波のプールで大はしゃぎ!

しかし、ペテン師のアルマジロやハゲワシが、不吉な予言を…。『このままだと5日後には大洪水が起こり、世界が滅びるぞ!』ホント?それを聞いたマニーたちは、水の少ない谷の反対側へ旅立つことにします。またまた、冒険のはじまり、はじまり。

登場キャラクターも増えて、にぎやかになりました。CGアニメの進化は、ものすごいものがあります。動物の毛や氷、水などストーリーで楽しむのはもちろん、映像も堪能しましょう。今度は、見に行くかな…。
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大理石の芸術品たち

2006-04-02 20:00:44 | 展覧会
上野の山にある美術館の数々。東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館、国立博物館、そして、東京藝術大学 大学美術館。私は、この美術館の密かなファンです。上野の山をぐるっとまわったはずれにあって、かなり歩く気がしますが…。

この夏、「ルーヴル美術館展 古代ギリシア芸術・神々の遺産」が、開催されます。2005年4月の横浜美術館での、「ルーヴル美術館展 19世紀フランス絵画 新古典主義からロマン主義へ」や、同年8月東京都美術館での「ルーヴル美術館 古代エジプト展」に続く、ルーヴル美術館のコレクションが来日。

今度は、彫刻や工芸品の数々が展示されます。紀元前10世紀頃から約1000年間にわたって、エーゲ海を中心に大いに繁栄したギリシア。“古代ギリシア文明”は、現代へと続く西洋文明の源と言われています。特にその高い完成度と様式美は、まさに古典。当時の芸術家たちの力量には、目を見張るばかりです。

素晴らしい作品は、ルイ14世やナポレオンによってフランスにもたらされ、ルーヴル美術館に受け継がれました。今回の展覧会には、それらの美術品の中から134点が公開。そのうち、132点が日本初公開!うむ、全部ということ!?

ポスターにもなった“アルルのヴィーナス”は、門外不出。これってすごいことなんですよね~。大理石を使った彫刻に見られる、細かい表現力は見事!としか言いようがありませんね。もちろん、古過ぎて作者がわかる術はありません。

古代の芸術家たちの心を想いながら、作品を見たいですね。作者、そしてモデルとなった人たちのことを…。
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