だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

70年代の映画、万歳!

2011-07-03 22:05:58 | 映画
1970年には、ロナルド・ニーム監督、ジーン・ハックマン主演「ポセイドン・アドベンチャー」(72)。マーク・ロブソン監督、チャールトン・ヘストン主演「大地震」(74)。ジョージ・シートン監督、バート・ランカスター主演「大空港」

ジョン・ギラーミン監督、スティーヴ・マックィーン&ポール・ニューマン主演「タワーリング・インフェルノ」(74)。スティーヴン・スピルバーグ監督、ロイ・シャイダー主演「ジョーズ」(75)。ジョン・ギラーミン監督、ジェフ・ブリッジス主演「キングコング」(75)などのパニック映画が大流行。

また、テッド・ポスト監督、ジェームズ・フランシスカス主演「族・猿の惑星」(70)。ピーター・ハイアムズ監督、エリオット・グールド主演「カプリコン1」(77)。スティーヴン・スピルバーグ監督、リチャード・ドレイファス主演「未知との遭遇」(77)

ジョージ・ルーカス監督、マーク・ハミル主演「スター・ウォーズ」(77)。リドリー・スコット監督、トム・スケリット主演「エイリアン」(79)など古典的SF映画が続々公開されました。

他にもアーサー・ペン監督、ダスティン・ホフマン主演「小さな巨人」(70)。ドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド主演「ダーティハリー」(71)。ウィリアム・フリードキン監督、ジーン・ハックマン主演「フレンチ・コネクション」(71)

ウィリアム・フリードキン監督、エレン・バースティン主演「エクソシスト」(73)。リチャード・ドナー監督、グレゴリー・ペック主演「オーメン」(74)。ジョン・G・アヴィルドセン監督、シルヴェスター・スタローン主演「ロッキー」(75)

マイケル・チミノ監督、ロバート・デ・ニーロ主演「ディア・ハンター」(79)。こうしてみるとすごい作品ばかりですね~。1970年代、万歳~!名匠ロバート・アルトマン監督の代表作の1本、「ナッシュビル」(75)もそんな時代の作品。

「マッシュ」「バード★シット」(70)「ボウイ&キーチ」(74)に続く作品。カントリー&ウエスタンのメッカ、テネシー州の首都ナッシュビル・フェスティバルに集まった24人の5日間を追った作品でした。

主演はリリー・トムリン、スコット・グレン、エリオット・グールド、シェリー・デュヴァル、ジュリー・クリスティ、カレン・ブラック、ネッド・ビーティ、ジェフ・ゴールドブラム、ジェラルディン・チャップリン、キース・キャラダイン…

アルトマンの群集劇、2時間40分のこの大作。当時見た方も、未見の方もぜひ!
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残された兄の真実

2011-07-02 22:14:27 | 映画
最近、よく出かける“ヒューマントラストシネマ”。劇場は宮下公園前にあるココチビル7・8階のヒューマントラストシネマ渋谷と、有楽町イトシアプラザ4階のヒューマントラストシネマ有楽町があります。

渋谷は3スクリーン、有楽町は2スクリーンあり、テアトルシネマグループです。かつての大型スクリーンで映画を見てきたファンとしては、小さなスクリーンはミニシアターのそれでした。慣れましたが…。

有楽町で見た「アイガー北壁」(08)。2010年3月公開のドイツ、オーストリア、スイス映画。1936年夏、アイガー北壁初登頂を目指す2人のドイツ人青年の挑戦と衝撃の事件の真相。

若き登山家の壮絶な運命は、見る者を恐怖に陥れます。怖かった…、なぜそうまでして山に登るのか?私には理解できない世界。しかしあくまでも映画として見るのは、ありです。それしか真実を知るすべはないから。

同じ有楽町で公開されるのが、ドイツ映画「ヒマラヤ 運命の山」(09)。監督は、「ふたりのロッテ」(93)やトーマス・クレッチマン主演「スターリングラード」(93)のヨゼフ・フィルスマイアー。

彼の作品には、「アウシュビッツ行 最終列車 ヒトラー第三帝国ホロコースト」(06未)やTVM「シップ・オブ・ノーリターン ~グストロフ号の悲劇~」(08)などもあり、未見ですが関心があります。見たい。

で「ヒマラヤ」ですが…“裸の山”と呼ばれるナンガ・パルバート(標高8125m)のルパール壁に挑んだ兄弟の実話。世界最大の標高差4800mを誇るルパール壁は、多くの登山家が挑戦、命を落としていました。

1970年、25歳の登山家ラインホルト・メスナー(フロリアン・シュテッター)は、弟ギュンター(アンドレアス・トビアス)と共にヘルリヒコッファー博士(カール・マルコヴィクス)の遠征隊へ参加します。

6月27日、兄弟はルパール壁の初登攀を果たします。子供の頃からの夢だった前人未到の初登攀。しかし1週間後、予定外の下山場所ディアミール渓谷に戻ってきたのは、兄ラインホルト1人だけだったのです。

果たしてヒマラヤで一体何があったのか?そして登頂をめぐる遠征隊とのスキャンダルとは?ドイツ登山史のスキャンダルを当事者本人の協力のもと制作された本作。見ましょう。
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加藤さんと忍さん、祝100本

2011-07-01 22:24:32 | 演劇
加藤健一事務所100本目の上演作品は、「滝沢家の内乱」です。これは見ないと。新作ですもん。出演は、加藤健一さんと加藤忍さん。ご存じだと思いますが、苗字は同じですが血縁関係はありません。

加藤忍さんは、加藤健一事務所俳優教室出身。共演作には「松ヶ浦ゴドー戒」(95)「私はラッパーポートじゃないよ」(96)「千人のピエロ」(98)「銀幕の向こうに」(99、01)「煙が目にしみる」(00、02、05)

「ラン・フォー・ユア・ワイフ」(00)「バッファローの月」(02、04)「ギャンブラー」(03)「木の皿」(03、06、10)「コミック・ポテンシャル」(04、07)「ヒーロー」(05)「エキスポ」(06)「コラボレーション」(11)があります。

うむ、見てるなぁ~。加藤健一事務所のファンですから。今回もしっかり見ます。あっ、忘れてましたが声の出演としてゲストが2人。私としては「X-ファイル」(93~02)のモルダーの声、風間杜夫さん

そして加藤健一事務所の代表作の1本、「セイムタイム・ネクストイヤー」(85、87、90.95、01)のドリス役、高畑淳子さん。果たしてその物語とは…。文政10年(1828)のこと。

『南総里見八犬伝』を執筆中の滝沢馬琴(加藤健一)。宗伯(声:風間杜夫)は病弱で神経質な息子。彼の元に嫁いできたのがお路(加藤忍)でした。お百(声:高畑淳子)は、ヒステリックに喚き立てる馬琴の妻。

そんな滝沢家はいつもてんやわんやの内乱状態!まともに会話ができるのは馬琴とお路だけ。ある日突然、馬琴が眼を患い執筆が難しくなってしまいます。手を差し延べたのが、読み書きのできないお路でした…。

滝沢馬琴、本名:滝沢興邦(おきくに)こと曲亭馬琴(きょくていばきん)は、明和4年(1767)~嘉永元年(1848)の人。江戸時代後期の読本作者として活躍し、代表作が『南総里見八犬伝』全98巻106冊の大作です。

『八犬伝』と言えば、1973年~75年にNHKで放送された人形劇『新・八犬伝』!仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字のある数珠の玉を持つ、八剣士たち。お芝居の中に出てくるかしらん?

一人芝居「審判」(80)から加藤健一企画として21公演。加藤健一事務所公演(86~)として79公演。100本目、本当にめでたい!
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