『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

トヨピー雪辱

2021-11-22 07:54:00 | 藤井 聡太
きのうは
棋界トップ10のみによる
早指しトーナメント
『JT杯』決勝が行われた。

昨年度の賞金王にして
前チャンピオンのトヨピーが
タイトル戦で7連敗中だった
ソーちゃんを下して連覇した。




今朝の朝刊でも
「雪辱」の二文字を見た。

ソーちゃんは
それまで9連勝中だったらしく、
それは知らなかった。

二日制のタイトル戦で
「十九番」勝負を見てくると、
さすがに早指し戦は
公式戦とは言え、
どことなく「軽さ」を感じて
負けても、さしてショックは
感じなかった。

そんでも、
カミさんが気落ちしてるんじゃないかと
気遣ってくれて
「ここで負けておく方が、
また気合が入って
もっと強くなるんだよ」
慰めてくれた。

たしかに、
彼の事だから、
今回の敗戦から
【七転び八起き】
【一を聞いて十を知る】
ようなリカバリー力をも
身につけるような気がする。

最近では、
心理臨床の場でも、
「レジリエンス(resilience)」
という概念が取り沙汰され、
クライエントの「回復力」や
「弾性(しなやかさ)」が
2次元スケールで査定される
テスト用紙も開発されている。

「レジリエントな」と形容される時は、
当人の困難な問題、危機的な状況、
ストレスといった要素に遭遇しても、
すぐに立ち直ることができる
ということを意味する。

来週は、K中の1年生に
「カウンセリング・ガイダンス」を
行うので、コロナ禍における
「ストレス・コーピング(対処法)」と
「セルフ・マネジメント」とともに
「レジリエンス」についても
レクチュアしたいと思う。

ついでに、今朝方思いついたが、
フラメンコギターを持参して、
最後にサプライズで
『コーヒールンバ』でも弾いて、
「音楽の癒す力」や
共にミニコンサートを体験するという
「共行動の癒し効果」も
感じてもらおうかとも考えた。






きのうは
注文していた
『丸かじり』シリーズの
新刊(44巻目)が届いて、
楽しく読めた。

著者の「東海林 さだお」
(愛称:ショージ君)は、
1937年生まれなので、
御年84歳となった。

それでも、まだ、
現役バリバリで
連載漫画もエッセイもこなしている。

氏の漫画は
亡父もファンだったので、
我が家にはほぼ全巻そろっており、
それで育った自分は、
父の後を継ぎ、
エッセイ類も全巻蒐集している。

バリバリの「昭和戦中派」の
「令和」時代を生きる戸惑いやら
不思議な社会生態を
冷製でシニカルな観察眼で
描写してくれて、
その独特の文体も
自分の「文章修行」の範としている。







本文の中に、
「おいしい」の語源が
「いしい」に
女房詞の「お」が付いたものだ、
というのを知り、
ほんとかどうか調べてみたら
真実で驚いた。

日常、当たり前に使っていた言葉が
古語が語源にあったとは、
またひとつ「食文化」の
教養になってくれたような気がした。

やはり「読書」はするものである(笑)。







今年、散歩路にある
ブックオフに立ち寄り、
ワゴンセールでワンコインだった
フィギュアと目が合い(笑)、
"生まれて初めて"買ってみた。

しばらく、
ベッドサイドに飾って眺めていたが、
「青い髪のエルフ(妖精)」なので、
どうもシックリこず、
長く尖った耳を
ブラックジャックになったつもりで
執刀してヒトの耳型に整形した(笑)。

そして、
ヘアピースも外して、
艶消し黒をスプレーした。

黒髪に「碧眼」も違和感があるので、
油性黒マーカーで
瞳も黒く塗りつぶした(笑)。

いい歳こいたジジイが
ビキニのお人形さん持って、
老眼鏡かけて真剣に
改造してる様なぞ…
猟奇的すぎてお他人様には
見せられるものじゃなかろう…(笑)。

【小人閑居して不善をなす】
なぞという諺も
思い浮かんだ(笑)。

辞書を引くと
「徳のない、品性の卑しい人は
暇であると、とかく良くない事をする」
とある(笑)。

ほんに、その通りだ(笑)。

でも、狐狸庵先生こと
遠藤 周作大先生は、
それを逆手にとって、
「私のような君子は、
『ソノ赴ク所ニ楽シミヲ求ム』
ことができるのである」
と嘯いている(笑)。

さすがに、
師と仰ぐだけある
見事な切り替えしである。








子ども部屋から出てきた
オセロを学校に持ち込んで、
発達障害系の子どもたちとの
プレイセラピーに用いている。

ただ、駒が4ケほど紛失していて、
仕方なく、紙を切り抜いて
代用していたが、
ヤフオクに予備駒が
ワンコインであったので
落札した。

4ケくらいなら、
古楽器工房に同じ厚さの
端材があるので
加工もできたが、
すぐに「行程」計算するクセがあり、
1.トレース(型取り)
2.切り出し(電動糸鋸)
3.染色(白スプレー)
4.染色(黒スプレー)
5.切断面研磨(電動サンダー)
…と、
けっこう手間だなぁ…と感じ、
送料込みワンコインで
済ませることにした。

フィギュア改造なぞに
現(うつつ)を抜かしてるから、
"物創り"という楽しみを
一つ放棄したなぁ…と、
「金で解決した」ことを
すこーし後ろめたくも感じた(笑)。

【金で解決できるものは金で解決せよ】
というのは、
なかなかに意味深な箴言である。

「TPO」が問われるものであり、
その時、その時、
その場、その場…で、
どう実行したらいいのか…
選択や決断が迫られるものである。

もっとも、
それが「生きる」という
事なのかもしれない。

最近、ふと、
「自分」も「自意識」も
あるいは「現象」なのではないか…
という妄念が
湧くことがある。

これも、【小人閑居して…】
【下手な考え休むに似たり】の
類(たぐい)なのかもしれない(笑)。

英語では
「Mickle fails that fools think」
(馬鹿が考える事は大概ダメである)
というらしい(笑)。

ほんまに、そーやなー(笑)。

😞

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