『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

【状況判断できないのを馬鹿という】

2022-04-26 06:28:00 | 仕事
平成の名人
故・立川 談志を
その生前に
長らく"追っかけ"をしていた。

高座や著書で
よく語られていたのが・・・

【状況判断できないのを馬鹿という】

【馬鹿は隣の火事より怖い】

・・・という、
落語流の箴言である。

今回の知床沖の遭難事故では、
その会社も、船長も
そう思わざるを得なかった。

落語の『船徳』には、
【船は板子一枚下は地獄】
という箴言も出てくる。

今回のような
悲惨な事故を見るにつけ、
まさしく、そう思う。

北の海は、今頃は、
水温は5℃くらいで、
30分くらいで「低体温症」で
気ぃ失って心肺停止する。

救命胴衣なんて装着していても
意味がないに等しい。

それよりか、津波の防災用の
カプセルか浮遊テントでも
積んでた方が
助かったのになぁ・・・と、
思ってしまった。

なんにせよ、あの会社の
あの船長に命を預けたのが
乗客たちの「運の尽き」だった・・・。





教育臨床の仕事柄、
ISS(知能偏差値)と
IQ(知能指数)の換算表を
よく使っている。

学校によって、
検査業者が違うので、
どちらかの数値か
定まっていないのである。

普通学級では、さすがに
IQ=70以下のID(知的能力障害/
Intellectual Disability)はいないが、
ISS=35前後には、ちょいちょい、
お目にかかる。

これにASD(自閉スペクトラム症)が
軽度でも重複すると、
かなり、現実認知に歪みが生じ、
JC用語の「陰キャ/陽キャ」どちらでも
特異的な「コミュ障」っぽくなる。

そういう子たちと
根気よくコミュニケーションをとり、
笑顔を引き出して、笑い合い、
ノンバーバル(言語外)の処で
通じ合おうとするのが
SCの職能である。







きのうも
隙間時間を使って、
ヴィヴァルディの
コンチェルト「ニ長調」の
一楽章をギターソロ用に
編曲していた。

高校時代に、
デュオのレジェンド
「プレスティとラゴヤ」
の名演奏を耳にしていたので、
そのイメージを再現しようと
奮闘した。

これから試奏してみて、
細部に手を入れたり
運指を考えていく。

納得できるレベルまで
さらったら
『リュート・マラソン』に
アップしたいと思っている。








佐々木家の中で、
唯一人、親代々の
金光教の信仰を
引き継いだので、
20代からずっと
宗教学をも勉強してきた。

今も、ネットの講義で、
比較宗教学を聴講している。

最終的には
自分の魂理学にインテグレードして
体系化したいと考えている。

利己的遺伝子を唱えた
ドーキンスの
『神は妄想である』という無神論も
アグレッシヴで面白い。

最近では、
人のように心を持った
大いなる唯一の「人格神」は
信じられず、自然法則のような
「はたらき」そのものが
純粋にあるだけではないか・・・
という考えに共鳴している。






巷間で「絆」と言われることを
数字的ファクトで表す時に
よく用いられるロジックが、
自分の親二人、祖父母四人・・・という
代々の祖先を遡る方法である。

20世代前の累計人数は
210万人にもなる。

これを突き詰めていくと、
膨張宇宙の時間軸を逆にすると
宇宙誕生やビッグバンに辿り着くように、
生命の起源にまで突き詰まる(笑)。

そう思うと、
同じ人類でありながら、
同胞を殺害しているプーチンは
癌細胞に似ていなくもない。

癌も元は自分の細胞が
遺伝コピーミスなどで
狂って暴走したものである。

その末路は、
自分が属する個体をも滅ぼし、
自らも滅びる。

そこから
「マッド・セル(狂った細胞)」
とも言われる。

やはり、
癌細胞は除去するなり、
叩くなりせねば、
人類全体の存続が危うくなるのは
自明の理である。



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