ギター疲れ

秋晴れの好天に恵まれ、
午前中は「自然の家」での
コンサートに参加し、
３曲演奏してきた。



大学ギター部の合宿で
年に二度、指導に訪れているので
そこの主催ということで
日頃の恩返しも込めて
学生たちと参加させて頂いた。

部長から45分持たないので、
半分、ソロを担当して頂きたい
という依頼だった。



来月、定演があるのに
45分持たないとか、
半数しか集まらないという
当世の学生事情はさておき、
アンサンブルの５曲は
どれもJポップのメローな曲調ばかりで
いささかメリハリに欠けた感があったので
部長に感想として伝えておいた。

来月、２回、アンサンブルの指導を
依頼されているので、
その時、少しばかり
パッションを吹き込んでやろうと
思っている。

午前10時20分からの
出番だったが、
午後１時20分からは
コスキンの出番だったので、
リハと指馴らしにちょうどよかった。



気軽に臨んだはずだったが、
20分の演奏終了後、
おなかが痛くなったので、
やはり初めての場所と聴衆で
少しは緊張していたようである。

それでも、
所長さんが飛んできて
「いや～。感動しました。
　ありがとうございました」
と礼を言って下さったので、
いくらかお役を果たせた
気分ではあった。



コスキン会場は
例年通りの雰囲気で、
いつもはフォルクローレの祭典なので
いささかアウェイ感があったが、
５年とも同じ小さな控え室を
独占できていたので
むしろ、こちらの方がリラックスできた。



MCは去年に引き続き
若い女性だったので、
毎年、褒めて下さった
ベテランの飯田さんじゃなく
残念であった。

去年、失敗して悔やまれた
『鬼平』のテーマ曲を
リベンジとしてやったが、
また、小さな所でミスってしまった。

「自然の家」ではミスがなかったが、
やはりキャパの大きな
本格的会場の雰囲気に
どこか固くなっていたのかもしれない。

ギター部の部長が
わざわざビデオ撮りに
出向いてくれたのは
ありがたかった。

ギター仲間たちとも
会場で遭えたのも
音楽フェスティバルならではである。



今年でとうとう目標にしていた
５年連続出場を果たしたので、
立派な金縁額の賞状を頂いた。

副賞はタオルだった（笑）。

┐(´ー｀)┌ 　


帰宅後、すぐに
生徒さんのレッスンが２時間あり、
朝からギター三昧で、
さすがに背中が鉄板を入れたようになり、
今朝も節々が痛くって
満身創痍状態である。

ビッグイベントが終了し、
これから、いよいよ半年後の
第３回『復興支援リサイタル』に
照準を合わせねばならない。