昨日は、十月十日の
特異日にしては珍しく
日中に雨が降り
驚いた。
未明から頭痛がして
風邪気味だったので、
「マーシナリー」(頭痛薬)を
飲んで、夜の連山車巡行に備えて
一日、寝養生していたら、
体調も大分と
「まーしなりー」となった。
7時頃、お祭区画の
稲荷神社界隈に入ると、
あの「ドンコ、ドンコ」という
祭り太鼓のリズムが耳に飛び込んできて、
気分は瞬時にお祭りモードになった。
ちょうど24基の
連山車の巡行中だったので、
いつ自分の生まれた柳町の
山車が来るのかと
待ち遠しかった。
そしたら、先に、
叔父さんが清明町の
山車の役員として
やってくるのが見えて、
声をかけたら、嬉しそうに
「なんだぁ、おめぇー」
と笑っていた。
帰宅後、静岡在住の従妹に
トーチャンの晴れ姿を
写メで送ったのだが、
残念ながらメアドを変更したようで
戻ってきてしまった。

柳町は小さいからか
隣の御倉町との合体で
やってきた。
隣家の幼馴染が引いていたので
大声をかけたが、
残念ながら
その耳には届かなかった。
この山車を50年前は、自分も
「ヤーレ、ヤレヤレッ」
と、子若として
何度も引っ張ったものである。
山車が祭りの
一週間ほど前から
家の近所に出されていたので、
遊びがてらいつも太鼓を叩いていた。
南町の山車も来たので、
青森にいる親友のタケシに
撮って見せてやろうと思ったら、
ナント! 本人が山車の後に
くっ付いてきたではないか。

思わず
「おーい。タケシぃーッ!!」
と雑踏の中から声をかけると
気がついてくれて、
笑いながら
寄ってきてくれた。
そしたら、奥さんも千葉から
来られたようで、久しぶりに
お会いした。
山車が巡行中なので、
ろくろく話も出来ず、
互いに顔を見て
挨拶した程度だった。

今年も「お化け屋敷」の
おばちゃんの名呼び込みは
健在だった。
皺枯れていながら
よく通るドスの効いた声は、
まさしく磨き上げた「芸」である。
さながら、寅さんの
啖呵売(たんかばい)を
彷彿とさせる。

今年初めて
スマートボール風の
ビンゴの台を見た。
両親とお姉ちゃんに見守られながら、
三つくらいの男の子が
目をキラキラと輝かせて、
一球打つたびに台につかまって
ピョンピョン跳ねながら
玉を目で追っている姿が
なんとも可愛らしかった。
わが子たちが、
幼き頃、同じように
射的や輪投げに
一喜一憂していた様を
思い起こさせてくれた。

夜祭は
幻想的な光が
そこここに怪しく煌めき、
何故かは分からぬが
ふと寂しい気分にも誘われ、
頭のなかで、
「やがて哀しき秋祭り」
という下の句が
何度も繰り返された。

露店の微光に浮かび上がる
セル面(セルロイドお面)が
とても美しく感じられ、
額装してひとつの作品にしてみた。
夜もふけて
やがて哀しき
秋まつり
特異日にしては珍しく
日中に雨が降り
驚いた。
未明から頭痛がして
風邪気味だったので、
「マーシナリー」(頭痛薬)を
飲んで、夜の連山車巡行に備えて
一日、寝養生していたら、
体調も大分と
「まーしなりー」となった。
7時頃、お祭区画の
稲荷神社界隈に入ると、
あの「ドンコ、ドンコ」という
祭り太鼓のリズムが耳に飛び込んできて、
気分は瞬時にお祭りモードになった。
ちょうど24基の
連山車の巡行中だったので、
いつ自分の生まれた柳町の
山車が来るのかと
待ち遠しかった。
そしたら、先に、
叔父さんが清明町の
山車の役員として
やってくるのが見えて、
声をかけたら、嬉しそうに
「なんだぁ、おめぇー」
と笑っていた。
帰宅後、静岡在住の従妹に
トーチャンの晴れ姿を
写メで送ったのだが、
残念ながらメアドを変更したようで
戻ってきてしまった。

柳町は小さいからか
隣の御倉町との合体で
やってきた。
隣家の幼馴染が引いていたので
大声をかけたが、
残念ながら
その耳には届かなかった。
この山車を50年前は、自分も
「ヤーレ、ヤレヤレッ」
と、子若として
何度も引っ張ったものである。
山車が祭りの
一週間ほど前から
家の近所に出されていたので、
遊びがてらいつも太鼓を叩いていた。
南町の山車も来たので、
青森にいる親友のタケシに
撮って見せてやろうと思ったら、
ナント! 本人が山車の後に
くっ付いてきたではないか。

思わず
「おーい。タケシぃーッ!!」
と雑踏の中から声をかけると
気がついてくれて、
笑いながら
寄ってきてくれた。
そしたら、奥さんも千葉から
来られたようで、久しぶりに
お会いした。
山車が巡行中なので、
ろくろく話も出来ず、
互いに顔を見て
挨拶した程度だった。

今年も「お化け屋敷」の
おばちゃんの名呼び込みは
健在だった。
皺枯れていながら
よく通るドスの効いた声は、
まさしく磨き上げた「芸」である。
さながら、寅さんの
啖呵売(たんかばい)を
彷彿とさせる。

今年初めて
スマートボール風の
ビンゴの台を見た。
両親とお姉ちゃんに見守られながら、
三つくらいの男の子が
目をキラキラと輝かせて、
一球打つたびに台につかまって
ピョンピョン跳ねながら
玉を目で追っている姿が
なんとも可愛らしかった。
わが子たちが、
幼き頃、同じように
射的や輪投げに
一喜一憂していた様を
思い起こさせてくれた。

夜祭は
幻想的な光が
そこここに怪しく煌めき、
何故かは分からぬが
ふと寂しい気分にも誘われ、
頭のなかで、
「やがて哀しき秋祭り」
という下の句が
何度も繰り返された。

露店の微光に浮かび上がる
セル面(セルロイドお面)が
とても美しく感じられ、
額装してひとつの作品にしてみた。
夜もふけて
やがて哀しき
秋まつり
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます