『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

寿がれる幸せ

2022-12-07 06:33:33 | 我が事

誕生日のきのう、
「前期高齢者」入りするも、
職場ではフルタイム働いて、
退勤時に職員室で溜息をついてたら、
保健室の先生から
「先生。今日も、お疲れさまでした・・・」
と、慰労して頂いた。

ついつい、
「今日、誕生日なんですよ・・・」
と、漏らしてしまったら、
そばにいた女性の先生と
二人でパチパチ拍手して
「おめでとうございます!」
と、お祝い頂いた。

「誕生日なのに、
目いっぱい働きました・・・」
と言って
自虐的に笑うようだった。

 

ダラダラと過ごさずに、
丸一日、全精力をあげての
仕事をやり果せばこそ、
帰宅して、ホッとして、
カミさんの買ってきてくれた
バースデーケーキの
「ローソク。ふっ!!」
も充実した気分で出来た。

*

昼の自家製ベントは、
偶然、瀬戸物の小鉢に入ってた
前夜の残りご飯を
そのまんまカパリと
タッパーベント箱に
伏せて出したので、
ドーム状になった(笑)。

おかずは
これまた残り物の
キムチ鍋の具材を
ご飯の周囲にグルリと
配置してみた。

出勤朝の
遊び気分での
ベント作りである。

*

毎年、誕生日に、
教え子の二人が、
好物の高槻銘菓を
送ってくれるので、
あり難く思っている。

二人とも、すでに
娘・息子たちが成人した
五十台の母親である。

自分が担任をしたのは、
彼女たちの“花のJK時代”だから、
40年ほど昔である。

それでも、こうして
縁を切らさずにいてくれるので、
誰やらが吐いた
見事な箴言をいつも思い出す。

 ギャンブラーは一瞬の楽しみ
  農夫は一年の楽しみ
   教師は一生の楽しみ

そう・・・
未曽有の大災害『3.11』の時も、
大勢の教え子たちから
有形無形の支援を頂いた。

ほんに、
あり難いことである。

今回も、
facebook上では、
教え子はじめ大勢の方々から
ご祝辞を頂戴して
あり難く思わせて頂いた。

*

ご注文頂いた
ルネッサンスギターの納期が、
年内なので、何とか、
クリスマスには間に合うように
毎日、こつこつと工程を進めている。

やっと、先日、
フレット計算と
「目打ち」まで到達した。

あとは、
ネックにガットフレットを
一本ずつ装着して、
弦を張って「試奏チェック」して
完成である。

まだ、猶予があれば、
表面板に「インレイ(inlay)」装飾を
施したいのだが、
3.11来、11年も製作から
遠ざかっていたので、
その手技の勘を取り戻すのに、
端材を用いて試し彫りしている。

依頼製作は、
対価に相応しい物で
なければならないし、
お喜び頂けることを
念頭におきながら、
心を込めて一工程ずつ
仕上げていく“職人仕事”である。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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