『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

重大事件の背景

2024-01-26 09:34:04 | 社会問題

 

きのうは
ガレージから鼻先が出ている
クルマの雪かきをしてから
出勤となった。

*

学校に着くと、
グランドに積もった
パウダー状の新雪が
風で巻き上げられて
ブリザードのようになっていた。

今朝も風が激しく、
窓や電線が音を立てている。

カミさん共々、
プチ風邪がなかなか抜けず、
おまけに、花粉症のシーズンに入って
目の痒さまで出てきた。

軽い症状ながら、
怠さ・胃腸炎・喘息・気鬱・・・と
重なって、シンドかったので、
イブプロフェン・トリメブチン・
ブデホル・ロラタジン・
アルプラゾラム・・・と、
セルフ・メディケーションで
多剤服用した。

そしたら、職場でも
体調を崩している職員も多く、
教頭はずっと風邪で欠勤しており、
健康自慢の事務主任も
珍しく風邪で欠勤したという。

真冬ながら
温かい日もあったり、
急激に氷点下になったり…で、
その寒暖差も自律神経系を
狂わせているのかもしれない。

*

軽い胃腸炎なので、
コーヒーは控えて
甘酒に代替えし
「飲む点滴」の効用にも
期待してみた。

食欲はあまりないものの、
それでも、風邪には栄養が必要だから
前夜に余ったヒレカツを玉子でとじて
カツ丼にしてベントを持参した。

*

ナッちゃんから
A3の特大書留が届き、
開けてみたら「婚姻届け」の
証人欄が空欄になっていた。

アキちゃんのお手紙が
同封されていて
目を通したら、やはり
その依頼だった。



なので、
さっそく書き込んで
返送した。

正月の帰省時には
聞かされていたので、
「お祝い」もあげた。

夫婦別姓ではなく、
「佐々木」姓になるとの事で、
晴れて佐々木家の一員として
義娘となってくれたのは
喜ばしい限りである。

職場に飾ってある
ナッちゃんの小学生の頃の
スナップを見てたら、
とうとう結婚する歳になったかぁ・・・
と、感慨深いものがあった。

***

レンタルで借りてきた
『ケーキの切れない非行少年たち』に
『DCD』(発達性協調運動障害/
Developmental Coordination Disorder)
のエピソードが出てきて、
そのOT(作業療法/
Occupational Therapy)も描かれていて
感心した。

学校現場にも
該当する子は2%くらいおり、
体育が苦手、給食作業で失敗する
などの「不器用さ」が報告される。

これにASDが合併している事も多く、
そうなると、更なる「生き辛さ」を
当人たちは抱えている。

コミックでは、
これにGZ(境界知能/グレーゾーン)が
重複して、犯罪に至ったケースが
多々紹介されている。

***

『京アニ事件』の被告に
死刑判決が下った。

その生育歴を見たら、
9歳に両親離婚、
父親に肉体的・心理的虐待を受け、
職場でもトラブルが多かったという。

先のコミックでも
これとほぼ同じ境涯の子が
障害事件や性犯罪を起こしている
エピソードが描かれており、
健全な母性の喪失や
虐待による影響が加わると
反社会的な「アクト・アウト
(行動化)」が起こりやすい
ということが示されている。

大阪でのクリニック放火で
26人が犠牲になり
犯人も焼死した事件でも、
その短絡的・衝動的な犯行は、
同様の家族歴背景や個人の
知的障害・発達障害が
絡んでいたのでは・・・と、
推察された。

新聞見出しの
「仕事転々 深めた孤立」
というのは、
状況説明にはなっているが、
要因説明にはなっていない。















 


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