今朝、寝起きに
寝室のカーテンを開けると
雪景色に変わっていて
驚いた。
なので、
いつもより半時早く
カミさんが出勤したのか・・・と、
合点がいった。
予報では
8㎝の降雪だという。
階下に降りて
玄関を見ると、
プラごみの大袋が
ふたつもデーンとあり、
(あぁ~・・・)
とゲンナリした。
それでも、
厚手の革靴を突っ掛けて
小雪の舞い散るなかを
ザクザクと雪を踏みしめて
厭々ルーティンをするのでなく、
雪の感触を楽しもうと
『ショーシャンクの空に』みたいに
両手を拡げて天を仰いだ(笑)。
**
カミさん共々、
プチ風邪気味で、
胃腸が思わしくなく、
ゆんべは二人とも
野菜スープで済ました。
それでも、
オフ日のきのうは、
行きつけの鮨屋の親方が
傘寿を迎えたので、
出来たばかりの
『古賀政男』曲集のCDを
お祝いに贈るべく
お昼に出向いてきた。
胃腸炎で
食欲はなかったが、
鮨は別腹なのか・・・(笑)
ちょっとだけ摘まんできた。
親方には
殊の外、喜んで頂き、
まだ、だーれも来店していない
店内にさっそく流してくれた(笑)。
自分の『悲しい酒』を聴きながら
鮨を食べてると、
なんだか、やるせない
侘び寂びとした気分になるなぁ・・・と、
漏らしたら、親方や若旦那が
哄笑されていた。
***
帰路、掘り出し物を探しに
大きな酒店に寄ったら、
廉価のソーテルヌ(貴腐ワイン)と
最廉価のハイランド・シングルモルトを
見つけ嬉しくなった。
そしたら、
スペイン産の『カヴァ』ではない
スパークリングがワンコインであり
これもついで買いしてきた。
帰宅して、
さっそく、初めての『アードモア』を
テイスティングしてみたが、
ライトな感覚だが、
まがうことなきハイランド・モルトの
芳香と深味があった。
そのキャップシールには
タカのような絵柄があり、
なかなか洒落ていたので、
これもスーツのラペルピンに
仕立ててみようと思う。
**
廉価なハーフボトルをも交え、
各地のシングルモルトを
蒐集しているが、これまで、
メジャーな蒸留所を含め
ひととおりは俯瞰できた。
ワインと違って、
開栓後も長らく置けるので、
酒棚の置き場所がどんどん
狭くなってきた。
シルバーエイジになって、
こういう景色を
室内の一角に眺めながら
古楽を聴いたり奏でたりするのは
贅沢で、いいものだなぁ・・・と、
近頃、しみじみ思っている。
***
新生『ツタヤ』では
レンタルコーナーがなくなり、
仕方なく、同じく近所にある
『ゲオ』にコミック新刊を借りに
寄ることが多くなかった。
薬剤師マンガの
『アンサング シンデレラ』は
ストーリーよりも
薬理学の蘊蓄や
薬剤業界の裏事情が知れるので
読んでいる。
作品名の意味が解らず
調べてみたら、
「unsung Cinderella」とは、
「アンサング ヒーロー(unsung hero)」
=「縁の下の力持ち」という言葉と、
主人公が女性であることから、
ヒロインを「シンデレラ(Cinderella)」
としたのだろう・・・という事だった。
医療現場を"裏で支える存在"を
意味するようだ。
抗ヒスタミン薬により
「インペアード・パフォーマンス」
という認知機能低下が起こり、
注意欠損・覚醒障害などが
観られる場合が稀にある事を知った。
*
ついでに、
『ケーキを切れない非行少年』
の漫画版も試しに借りてみた。
そしたら、やはり、
グレーゾーン(境界知能)問題を
扱っており、その子たちが
社会に適応できず、
犯罪を犯してしまう哀しみ・
憐れさが描かれていた。
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