『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

祇園祭り

2016-07-18 08:06:00 | 季節
昨日は、京都では
祇園祭りの山鉾巡行だった。

遅ればせながら、
玄関の設いを
月鉾の短冊に換えて
京の夏を偲んだ。 



京都在住中には、
宵山にも出かけたことがあるが、
それは人また人で
ゴッタがえしていて
通りなれた烏丸通りの
歩道を進むのに難儀したことがある。

それでも、生の音で
コンコンチキチという
鐘の音を耳にしながら
ライトアップされた鉾やら
女の子たちの浴衣姿には
京の夏祭りの風情が感じられた。

その感動や
祭りの空気感を
当時、色紙に描いてみたが、
帰郷してから短冊に仕立て直した。



赤穂在住の
元・同僚から頂いた
備前の蟹のぐい呑みに
ヤフオクで落札した
徳利を合わせてみた。

陶器を飾ったので
花入れは涼しげな竹籠にした。




毎年恒例の
全国陶器市に出かけて、
目ぼしいものを購入してきた。

備前のぐい呑みは
2.000円のが1.500円で購入できた。

京都五条坂での
陶器祭りにもよく出かけては
値切りの駆け引きを楽しみながら
よくいろいろと購入したものである。

備前のぐい呑みは
すでに6,7ケあるが、
それぞれに容(かたち)や
景色が違っていて
見飽きることがない。

このぐい呑みも
二重のくびれがあり、
呑口がうねった山道になっていて、
月を思わすような「牡丹餅」に
備前特有の窯変模様である「桟切り」が
月に寄り添う群雲のような
景色を見せてくれて
まことに風情がある。

齢七十の伝統工芸士・
猪俣政昭による作品である。

手の平に乗る小さな酒器だが、
そこにはまるで
炎が模った小宇宙を見るような
気宇壮大な逸品である。

これがスリーコインなのは
信じられないほどである。

(^.^) ホクホク!   

徳利の方は
笠間の作家・磯秀和が
信楽の土を用いて
登り窯で焼いた
焼き締めである。

釉薬を使っていないので
自然の土味がよく、
緋色とカセ具合の按配が佳い。

これは1.500円のものを
1.000円にしてもらった。

登り窯・自然柚・作家物を
ツーコインでなぞ
リサイクル店で
目の利かない店主が
安価の捨て値を付けた時でもない限り
手に入る代物ではない。

ヾ(*。>◇<)ノ゛ヤリ~!!

さっそく
二作品を水に漬けて
潤いを出した後に、
純米吟醸酒を入れて
晩酌を楽しんだ。

「これで、二千五百円かぁ~」
と、何度も
戦利品でお宝を勝ち得たような
感慨に浸りながら、
美酒に酔いしれた。

ヒ~! モウケタ~! _(_ _)ノ彡☆ バンバン!



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