『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

漫画チックな メルヘンチックな話

2025-03-05 07:42:22 | 仕事

 

今朝は
再び雪降りだった。

これから
更に降り続くという。

今日は定期受診日で
午前は主治医に赴き、
午後からは、デュオの合わせがある。



きのうで、
九年間勤務したK中を
離任した。

生徒指導委員会の席で、
教頭が校長はじめ数人の先生方の前で
最後に
「佐々木先生は
今年度で最後になります…」
と、ご報告下すったので
「大変お世話になりました…」
と机に手を付いてお辞儀すると、
一同総礼となって、
ケジメがついた。



常連のJC二人にも
今日が最後である事を伝えると、
ひとりは
「定年⁉️」
と驚いた表情だったので
「うん。そう……」
と応えた。😂

そっかあ…、なら、仕方ないなぁ…
という残念そうな表情ではあった。

もひとりは
「えーっ!」
と驚いてくれたが、
その後の言葉はなかった。

どちらの子も、2年生で、
まだ要継続ASDケースなので、
新しいSCのカウンセリングを
受けるように推奨した。

3年生で
今日が受験日の
Hちゃんもちゃんと来てくれ、
薬物療法も効いてきて
鬱が部分寛解になって来たのを
喜んでいた。

彼女は、将来、
心理カウンセラーになりたい、
と言ってくれたので、
置いていこうとしていた
臨床心理学の関連書を5冊ほど
餞別としてあげた。

そして、自分の校正用本も1冊
To H....
with the author's best wishes.
2025.3.4
と記して、贈呈した。

高校合格は確実なので、
大学・院と実習1年で
ストレートで国試に合格すれば、
早ければ、10年後に
彼女のドリームは
カム・トゥルーになる。

なので、
「10年後には、
あなたは、こっち側の席に
座ってるんだよ……」
と将来の姿を想像させたら、
彼女の胸が躍ったような
微笑みを見せてくれた。

「もし、運良く、母校のK中に
来るようになって、
ここにまだ、先生の書や絵が
残っていたら、懐かしんでね……」
という、漫画チックな
メルヘンチックな話をして
笑い合った。

なんだか、
エリクソンの言葉通り、
60代の発達課題でもある
「世代性(Generativity)」を思い出し、
(あぁ…。今、こうして
次世代にバトンを
託しているんだなぁ……)
と、思わずにいられなかった。

『そして、バトンは渡された』
(瀬尾まいこ)の
リアル『そしバト』である。🤣

K中最後のクライエントが、
彼女だったことも、
何だか、素敵な
神の配剤であった。



これからの老年期は
エリクソンの発達課題では
「統合(Integrity)」である。

これは、国試にも出た。

自分の人生を振り返り、
「よく生きた…」
「意味のある人生だった…」
と感じ、満足感や受容の気持ちを
持てるようになれれば、
合格である。

仕事や家庭で、人とつながり、
貢献できたと感じたい。

失敗も多々あったが、
それも学びとして受け容れ、
自分の人生に誇りを持ちたい。

体力の衰えや
人生の終わりを意識しつつも、
「自分らしく生きた…」
と納得したい。





きのうの「X」に、
イーロン・マスクが
ツイートしていた。

「ゼレンスキーは
終わることのない戦争を望んでいて、
常に利益をむさぼる
「肉挽き機」のような状況を
作り出している。
これは邪悪なことだ…」





K中のデスク前に貼ってあった
AETのクリスティ先生の
ショートメッセージも
剥がして、システムノートに
貼り替えた。

 逢うは
  別れの始まり
     …だなぁ。

 

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