『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ふるさとの山はありがたきかな…

2025-01-15 09:15:05 | 仕事

きのうは
三週間ぶりに
手作りベントで出勤した。

職場に着くと、
ピンと気合がはいり、
生徒たちの顔を見ると
きちんと仕事モードになるから
ありがたい。

ご新規さんのJCが
来談したが、
HSC/PMS/OD/IBS症状があり、
プチ鬱まで見られたが、
初期の段階で来てくれて
よかった。

日光浴・補液・軽運動・温浴などの
生活改善療法で軽快しそうなので、
それを指導したら
素直に聞き入れてくれた。

3年生なので
受験直前まで、
毎週、カウンセリングをして
経過観察とメンタル・サポートを
していこうと思っている。



***

今年の4/12リサイタルまで、
あと3ヶ月を切ったので、
きのうも空き時間に
やや本気モードで
8曲ほど練習した。

冬休み中は
毎日、ピアノばかり弾いてたので、
さすがに、ギターは勝手がちがい、
なかなか、思うように指が
廻らなかった。

ギターを楽しいと感じていたのは
小学生の覚えたての頃であって、
60年近くもやっていると、
楽しいというより、
ご飯を食べてるような気分に
近いかもしれない。

ご飯はたしかに美味しいが、
食事時にいつもいつも、
感激するものでもない。

まして、リサイタルのような
「練習せねばならない」状況の時は、
苦しい+楽しい…の
「くる楽しい」といった時間帯も多い。

それでも、飽かずにやり続けるのは、
時折、「ゾーンに入る」という
没入感で陶酔するからである。

それは、音楽の魔性というか、
あるいは、神性なのか・・・。

歌詞や言葉がない
絶対音楽・純粋音楽は
その波動か振動数が
生命体のそれと
共鳴するのかもしれないが、
「琴線が震える」ような現象が起こる。

それがあるから、
依存症のように
続けられているのやもしれぬ。

実際には、演奏行為は
肉体を酷使するので、
指・腕・肩・背中・腰…と、
凝りと痛みに襲われる。

それでも、心はたおやかに、
リラックスしてなきゃ
「その時」は訪れない。

そして、知的作業としても、
佳く音楽するには、
深く譜面を読まねばならない。

そして、器楽奏者は、
如何なる難パッセージも弾けるよう
普段の反復練習が必須である。

なので、事情を知らない方から、
おべんちゃらで
「いい、ご趣味ですねぇ…」
なぞと言われると
腹ん中では
(カラオケ爺じいと一緒にすんな❗️
とムカつくことがある。😤



スキー場まで三十分。
海までも三十分。
温泉までも三十分。
宝石のような裏磐梯までは一時間。
…という、
恵まれた地に棲んでいる。

原発事故があるまでは、
都心から移住したい候補地の
No.1だったという。

遷都の候補地としても
阿武隈山系地区があがっていた。

東京一極集中を緩和するのに、
未だに、那須あたりが、
移転候補にはあるようだ。

蓋然性の高い
首都直下地震の直撃を受けたら
今のままでは、莫大な
人的・物的被害が生じることは
火を見るよりも明らかである。



地方への移住は、
ブームにこそなってはいないが、
退官した大学の先生方が、
生まれ故郷に戻るというケースを
幾人も見てきた。

やはり、シャケじゃないが、
生物的な帰巣本能の遺伝子が
関与するのかもしれない。

かくいう自分も、
骨を埋める覚悟で関西に赴いたが、
11年で帰郷した。



戻ってから、早、
三十年以上経つが、
じき晩年を迎えるにあたって・・・

「ふるさとの山に向かひて
  言ふことなし
   ふるさとの山は
    ありがたきかな…」

・・・という啄木のような心境に
なりつつある。


*****

フミが新居を建てたので、
カミさんが3月の春休みに
泊まりに行きたいと言っている。

去年の12月に泊まったのは
前の借家のマンションだった。

完成前の建築現場は
見せてもらったが、
リク坊が柱に描いてた落書きは
クロスが貼られてキレイになった。

 



ハウスメーカーらしく
ベランダには洒落た屋外ソファがあり、
仕事がらみでも
内覧に活用するのやもしれぬ。

いずれ、東京本社に戻る折には、
手放すつもりで建てたようにも思う。

 

 

 

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